外国為替市場で、1月6日から、円買い・ドル売りにより為替レートが、114円台になり、更に円が上昇し今週には、113円台を切る可能性も有り?。
6日発表の米国の12月期雇用統計で、非農業部門、雇用者数の数字が悪く、インフレ抑制のための利上げ打ち止めとの観測が生じたためと言われている。 これに対し、ヘッジファンドのドル売りが始まり、連鎖反応で円高が加速し、昨年の10月以来の為替水準になった。 今後は、今週に有る地区連銀総裁の講演(インフレ懸念の払拭、経済動向)や、経済指数により相場が変動。 三菱東京UFJ銀行 高島氏 週明けには、1ドル=113円台半ばまで、円高が進む可能性がある。 三井住友銀行 宇野氏 米国の利上げ停止観測が強がり、ドルの安値圏で、もみ合う展開となるだろう。 米国経済指数の悪化や貿易赤字など、ドル売り材料に敏感に反応しやすくなる。 野村信託銀行 茨木氏 ドルが買いにくい状況になつつつあり、海外投機筋などはドルの上値を押さえる方向に動くだろう。今週から本格的に取り引きを再開する国内投資家の動向も注目。 ソシエテ・ジェネラル銀行 斉藤氏 個人投資家の円売り・ドル買い意欲は依然強く、このまま一放的に円高・ドル安が進むとは考えにくい。 JPモンガン・チェース銀行 佐々木氏 ドルは、弱含みで調整局面となるだろう。ただ、日米の金利差はすぐには縮まら無いため、円売り・ドル買いに傾く可能性もある。 ボーナス時購入の海外債券信託資金が利上げ停止観測と共に、ドル買いとして流れると思いますが・・・。 ニューヨーク市場の株価、利上げ停止観測で、個人消費財・サーピス関連株以外は、株高。特に、素材・金融・生活必需品・ハイテクが10%以上上昇(3ヶ月間で)。 米国でも、増益ながら過去3年間設備投資を抑えてきたので手元資金は潤沢、今年は、成長のための設備投資に使い始めるとしている。 円高ですが、この流れに沿い重電・鉄鋼・プラント・建設関連に期待。 重電関連として、日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、三菱重工など。
by mytam
| 2006-01-08 19:58
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