人気ブログランキング | 話題のタグを見る
NY株、売り主は雇用統計。
3日の朝方発表された1月の米雇用統計で、失業率が4.7%と大幅な低下となった。また、非農業部門就業者数は前月比19万3000人増となり、労働市場が逼迫して、労働賃金が上昇している。
インフレの可能性が高いので、FRBが、再度利上げを行うとの観測で、3日のNY株式市場は、前日比58.36ドルの続落。
このため、円・ドル為替が、一時、119円台で、現在は、118.98円。
気掛かりが、ネットショップのアマゾン.COMの業績不振。月曜日は、輸出関連株が上昇すると思いますが、ネット関連の株価に影響しない事を期待。

NTTグループの決算が、日経に掲示されていましたが、通信系が営業経費増加と料金引き下げで軒並み営業減益。
また、NTTドコモの現金残高が26%も減少し、国内外の株式投資に出資している。
今回の投資が、過去の1兆5000億円海外投資損失の二の舞を懸念されている。
国内投資先は、三井住友カード980億円、タワーレコード128億円、アプリックス130億円、ACCESS150億円、フジテレビ207億円、また、楽天との共同会社に42億円出資されていて、アナリストの見解では、投資額の割にはリターンの規模が明確でなく疑問視されている。
昨年暮れに出資した、韓国第2位の携帯電話会社KTFへの655億円に関し、投資額に見合う収入増や、端末共同調達による原価低減効果などが生じるとは考えづらく、過去数次にわたる実効性の乏しい海外投資と本質的差異はないと指摘している。
ライブドアショックにより、国内に出資した会社の株価は、年初めより下落しているが、出資時よりは株価は上昇。投資先のアプリックス、ACCESSは、携帯電話用閲覧ソフトが強く、良い物件。株価が高いのがネックなので、分割すれば、軒並み上昇すると思う。

東証二部から一部への格上げによる株価上昇は、投資信託での東証株価指数連動型へ、買い需要が生じるためとされている、野村證券が推測するのは、東邦チタニウム,日本精機、プリヴェチューリッヒ企業再生、テイクアンドギヴ・ニーズ、ゼンリンとなっている。
特に、東邦チタニウム,日本精機は業績も絶好調。
by mytam | 2006-02-04 20:20
<< 軽自動車急増192万台。 村上ファンドが閉店命令? >>