記憶を遡っても、6月以来の強さ度と思う、今週は、北朝鮮の問題で、暴落と背中合わせの展開、昨夜のEU・NY市場の暴騰が、今日の強さの背景と思うが、国連の安保理の裁定に、中国が、韓国と共に協調するとのことで、安心感がでたためと思われる。
日経平均のロウソク足、陽線小トンカチで、高値警戒感はありますが、5日線を復活し、上昇トレンド継続、また、SQの裁定は16494円で、終値は16586円とプラス。 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:95%(前日比+1%)10月12日 新規買い指数** :-4%(前日比+0%) 日経プット買い、NIFTY(インド)コールの売買活発。 (この値が、峠なら安心感がでて、日経平均17500円復活も、でも、PERは20まで) フィスコも村瀬氏、見通しに光が、物色の変化はNT倍率の動向で確認と。 日経平均は戻り高値を推移しているが、TOPIXは、9月の高値を超えられず、騰落レシオが70を割り込み、全体としては煮え切らない相場展開。 国際優良株の一角も高値警戒感があるため、次ぐ物色対象の存在が必要。 本来であればNT倍率の修正の思惑から内需系が期待されるが、9月の貸出資金吸収動向で伸び率鈍化が確認されていた大手銀行株が低迷。 米国市場では、NYダウの強い動きが続いているが、出遅れているナスダック、SOXが出直りをみせてきている。また、来週からインテルなどハイテク企業の決算が本格化し、米ハイテク株主導の展開となるようであれば、必然的に日本のハイテク企業への物色意欲が強まる。 ハイテク主導となるか?内需が盛り返すかは、NT倍率の動向で確認できよう。 (相場の流れが、変わったと指摘、国際優良株から、ハイテク株か内需としている) 朝の外資系証券の注文状況は、売り3720万株、買い3320万株、400万株の売り越し。 寄り付き前の大口注文で、主な買越銘柄は日産自67万株、野村57万株、ソフトバンク55万株、三菱商47万株、セブン&アイ40万株、ホンダとコマツがそれぞれ35万株、トヨタ27万株、ソニー26万株、ブリヂストン24万株、住友電21万株、武田とアドテストがそれぞれ19万株、イオン18万株、キヤノン17万株、アルプスとコナミがそれぞれ16万株、信越化15万株、中外薬14万株、デンソー13万株、アステラス12万株、住友商11万株、KDDI340株。 一方、売越銘柄で目立つのはNIS21万株、ヤフー5420株など。 後場寄り前の大口注文は、買いが1150万株、売りが1120万株で、差し引き30万株の買い越し。 アドテスト、東エレク、エルピーダといった半導体関連株や、住友鉱、三菱マ、三井金などの非鉄金属株が高い。半面、ファストリやセガサミーが安い。みずほFG、三菱UFJ、住友信などの銀行株は軟調。 セガサミー 260円安の3100円。06年9月中間期の連結売上高を従来予想の2960億円→2800億円に下方修正を発表。パチンコ機の販売が計画を下回ったことが要因としている。ただし、経常利益は425億円→630億円に大幅上方修正したが、パチンコ機の低迷をネガティブに受け止めて、売られたようです。 利益率の高いパチスロ機の販売が計画を上回ったことや業務用ゲーム機の好調なため経常利益は増えたが、年初来安値を更新している。 ドンキホーテ 155円高の2310円。C・S証券が投資判断を「中立→強気」に引き上げ。第1四半期(7-9月)の既存店販売は会社計画を下回った可能性が高いものの、夏物商品の処分抑制や価格見直し効果、定番商品の値入れ率改善などにより、営業利益面では計画線で推移していると予想。株価下落により、今・来期予想PERはともに16倍程度と割安な水準。なお、専門店全体のPER調整に伴い、目標株価は3067円→2800円に修正している。 C・S証券は、ヤフーの投資判断を「売り→中立」に引き上げ、目標株価は3万900円に据え置き。 理由として、設定した同社目標株価の差が縮小したためとしている。ただし、ソフトバンクの評価は代えていない。 イー・トレード証券 3000円高の122000円。メルリンチ証券、事実上の評価引き下げで、目標株価を32万円から15万円に引き下げ。 07年3月期業績予想を営業収益で777億円から649億円へと下方修正しているが、マーケットシェア拡大を評価するとして投資判断にいては「買い」を継続。 ファーストリテイリング 330円安の11240円。昨日決算発表を行っているが、経常利益は24.8%増益の731億円、従来計画723億円を上回る好決算となった。ただ、今期見通し805億円に関しては、四季報予想などとの比較でもサプライズはなく、目先の出尽くし感が先行する状況で売られた。 みずほ証券では「業績は順調に拡大しているが目標株価達成」として投資判断を「2」→「3」へ引き下げ。 C・S証券でも、「良好なファンダメンタルズを確認」と投資評価「アウトパフォーム」を継続する一方、「PERの割安感は減退」と指摘している。
by mytam
| 2006-10-13 22:00
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