さすがに、陰線下落が5連発すれば、リバンドが現れますね。
朝方、日興の上場の件が、9日に東証から判断され、報道では上場廃止が決定されるとの事、SQと重なり今週の金曜日は荒れ狂うと思いながら、憂鬱でしたが、日米財務大臣が、市場は正常に機能しているとコメントし、FRBの利上げへの道遠しとの認識が浮上してきたため、日米の金利差の縮小は、当分無いとの思惑で、為替の円高・ドル安基調が変動し、1ドル=116.5円前後で小康、このため、日経平均も、ほぼ、全面高状態になり、202円高の16844円で、取り引きを終えている。 ロウソク足は、陽線ハラミとなり、リバンドしているが、ボリンジャーバンドでは、-2δで頭を抑えらる嫌な形、今晩のNYが強ければ、明日の前場は強いと思うが、後場からは、裁定絡みで大荒れも??。 日興の件は、米国シチィー銀行が、TOBを行なうこと発表と、東証が信用売り禁止を併せて発表したため、一時ST高になっている。 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:43%(前日比+10%)3月5日 新規買い指数** :49%(前日比-10%) 日経プット買い膨らみ、プット・コールレシオ上昇。 フィスコの村瀬氏は、テクニカルリバウンド範囲内だが、新日鉄の強い動きに付く 日経平均は反発。前日までの急落で1500円超の下げで、オーバーシュート気味であったことも押し目買いを誘っている。 為替市場では1ドル115円半ばから116円半ばまで円高が修正されたことと、上海市場が切り返しをみせたこともリバウンド狙いの動きを強める要因となった。 前日に後味の悪い下げをみせていた新日鉄が反転し、後場に入り一段高となっており、2月27日以来の昨年来高値を更新。 テクニカルリバウンドの域は脱せないが、結果的には一目均衡表の先行スパン下限をサポートに反転している。また、昨年11月の安値時点でサポートとして機能していた26週線を上回っており、リバウンドムードが強まっている。 心理的にもテクニカルの範囲内であるが、目先的には雲上限と2月安値、マド埋めとが交錯する17200円レベルまでのリバウンドは視野に入れていると考えられる。このレベルまでのリバウンドによって達成感が出てしまう可能性はあるものの、あと400円の上昇が見込めるため一旦はロングポジションを取りに行くところとなっている。 米国市場の動向次第の面はあるが、明日の寄り付き後程度までは強い動きとの見方もあり、本日に限ってはロングに傾いていると考えられる。 そのため、明日、寄り付き段階での強い動きに乗せられてしまうと、利食いに跳ね返されてしまうこともありそう。 ただ、新日鉄の高値更新など、個別では物色の方向性が大きく変わっている訳ではなく、指数が膠着となった場合でも、新日鉄を中心とした先駆株が強い動きをみせるようならこれに付くスタンスとなろう。 朝の外資系証券の注文状況は、売り3420万株、買い2670万株、差し引き750万株の売り越し 寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はカブコム1万3870株。 一方、売越銘柄は三菱自203万株、日立造107万株、双日80万株、新日鉄77万株、野村30万株、ホンダ24万株、オリックス2万2020株 後場寄り付き前の注文で、主な買い越し銘柄は野村23万株、カブコム3万3000株、ヤフー1800株、SBI520株、NTTドコモ510株、りそなHD170株など。 一方、売り越しは日立造19万株、ニイウスコー430株、オリックス360株、みずほFG190株など。 カブドットコム証券 30000円高の222000円 三菱UFJ・FのTOBのと事で、ST高。また、TOB価格は、4万円。しかし、取得する株数には94000株なので、早めに売るべきかも知れませんが、焦点は、明日もST高になるかですね?。 不二家 36円高の390円 業績不振株が、M&Aの思惑で、強いですね。 読売新聞で、山崎パンが、事実上傘下におさめる方針を固め、出資比率を最大で3分の1超まで引き上げると報じられ、思惑で買われている。 ただ、今の高い株価で、TOBを山崎パンが行なうとは、考えにくいとの事。 (エネサーブのリバかも知れませんね?。) ソフトバンク 145円高の2710円 孫社長、カリヨン証問題で損害賠償へ。 法的措置先は、カリヨン証証券とフィナンシャル・タイムズ、ただ、損害賠償額は少ないと思われ、イメージ戦略ですね。 この所の急落で、信用買いが増え、東証発表の信用残は、丁度1倍。 ただ、日証金の貸借倍率は、0.57倍で、逆日歩は、0.05円。 ロウソク足は、両足の陽線タスキ、一目均衡表の先行スパンが、下値をガードした形で上昇。あす、再度先行スパンが、株価をガートしたならば、一気に反転との期待。 新日本製鐵 66円高の862円 目先資金逆入流とのことで、大反発上昇。 市場からは「他の銘柄を買うより効率的というのもあるのだろう。株価4ケタに到達するまで止まりそうにない」との声も。
by mytam
| 2007-03-07 07:38
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