日経平均、ダブルボトム明けで、堅調に上昇したが、保有株の差益はマイナス、また、不動産株は土地の公示価格発表で出尽くし感で下落。何故か?中外製薬はプラス
日経平均、NYダウが堅調なため、CMEで上昇し17575円で終え、東京に移っているので高値でスタート、やはり17500円の壁はあり、一時は25日移動平均線(17407円)まで戻したが、為替が円安に振れていたため、61円高の17480円で取り引きを終えている。 ロウソク足は小陰線ですが、下ヒゲは一目均衡表の先行スパーンにサポートされ、終値は切上がっている。また、週足は、陽線包みを完成させ相場の転換を示している。 ただ、今後の上昇域は下落時の黒カラス空域で、シコリ玉が多く発生している、現在のような取引き額では、重い動きになると思われ、また、来週は配当落日があるため、権利取得後は売られる可能性もある。 今週と立場が逆になり、テクニカル的には買いで、ファンダメンタル的には、売りか?中立。期待は、為替の動き。 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:27%(前日比-6%)3月22日 新規買い指数** :47%(前日比-4%) 個別株、株価指数ともにCALLの利食い売り多い。夜間は報道がらみで中外製薬PUTの取引増える。 フィスコの村瀬氏は、需給面での下値リスクは限定的 日経平均は4営業日続伸。公示地価が発表され、不動産株、倉庫株などは利食い優勢となっているが大手銀、JR3社などが強い動き。そのため、出遅れが目立っていたTOPIXは若干ながら25日線を突破。 来週は週初に3・9月期決算企業の権利落ちとなるため、ディーラーなどの資金流入は期待しづらく、配当取りの動きが中心となりそうである。 本格的参入は27日以降となるが、権利落ちの影響で価格面で安く感じてしまうこともあり、値ごろ感からの買いが入りやすいとみられる。 相場の先高期待が強い状況であるため、権利落ち分を当日に埋めてしまう可能性は十分にあると考えられる。 そうなると、唯一の押し目との見方も強まりやすく、先高期待は相当強まることになろう。 また、期末最終となるため、国内外の機関投資家による期末を意識した買いも下値では入ると考えられ、今週同様、需給面での下値リスクは限定的と考えられる。 ただ、今週のように高値圏でのもみ合いが続くほか、物色の中心が定まらない状況となってしまうと、少ない資金で値幅妙味があるとの観点から、直近IPOなどの中小型株に短期資金がシフトする可能性も。 (メチャ、強気な見方をしていますね、シコリ玉など眼中に無いのかな?) 朝の外資系証券の注文状況は、売り3450万株、買い3370万株、差し引き80万株の売り越し 売り 買い 金額ベース(売り:買い) M・S 150万株 250万株 1.0:1.4 G・S 110万株 240万株 1.0:1.2 JP・M 150万株 260万株 1.0:1.8 C・S FB 510万株 200万株 2.2 :1.0 UBS 950万株 1080万株 1.1:1.0 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は新日鉄109万株、日産自62万株、ホンダ44万株、トヨタ33万株、野村30万株、三菱商26万株、キヤノンとソフトバンクが20万株、イオン19万株、ブリヂストンとコマツが16万株、ソニー15万株、東電11万株、NTTドコモ4970株、SBI1670株、みずほFG1650株、三菱UFJ1230株、インボイス1010株、ヤフー240株。 一方、売り越しではNIS18万株、日本駐車場930株 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はインボイス970株、NTTドコモ270株、SBI120株、三菱UFJ100株。 一方売り越しでは、ヤフー410株、みずほFG150株. エルピーダ 130円安の4740円 親会社NECが保有株売却と発表で大幅安。 売却数は、300万株で証券会社に売却し、その後、機関投資家に転売する見通し。 また、DRAM市況の下落も問題化され、それを警戒した売りのためトレンドは右肩下がり。因みに、証券会社に売却した価格は、4670円程度とみられる。 フィスコでは、全ての移動平均線を下回るベアパターンでの軟調な推移が続いている。陰線出現が続いて、売り勢力の継続が確認されるとともに、5000円の節目から下に離れつつあり、軟調な推移の継続が見込まれると。 ACCESS 10000円安の472000円 テクニカル的には、買いと思われるが、何故か下落?。市場では、国内機関投資家などの手じまい売りをとの見方も? 今日の日経夕刊で、業績不振のため、「米ソフト開発子会社の人員の27%を一時解雇する方針を固めた」とのリストラ案が報じられたが、ワンセグは、今年も話題だけで終りそうな感じですね。 また、このリストラ案は、「これだけではリストラ効果で収益改善が見込めると前向きにとらえるべきなのか、リストラを進めざるを得ないほど環境が悪化しているととらえるべきなのか分からず、材料にしにくい」と市場では、ITのリストラ案に、困惑気味。 リサ・パートナーズ 32000円高の715000円 不動産業界株、全面安に逆行高。 ジョーズ・ソロス氏との共同ファンドにて注目、期初1890億円→期末2600億円と。 フィスコでは、日興シティが投資評価を新規に「1H」としたことが評価材料視されている。目標株価は91万円とされているようだ。今後5年間の中期展望において、EPSは年率28%の成長を予想、現在の株価には同社の成長力は織り込まれていないと判断。 TDK 90円高の10230円 増配を発表したが、ネックラインの10360円を越せずに陰線。市場では「直近に急ピッチで株価水準を戻したため、利益確定や戻り待ちの売りが出やすい状況にある」との声も。 フィスコでは、続伸も昨年来高値レベルが上値抵抗線として意識されている。07/3期期末配当を10円増やし年110円にすると発表。為替の円安基調なども追い風となったが、前回抵抗となった昨年来レベルで足踏み。3/16時点の信用倍率は1.09倍と前週の2.98倍から大きく改善しており、この抵抗線突破が期待されるが。と説明。 ソフトバンク 20円安の3100円 この株も、最高値圏で重い動き。 ただ、日経平均の先高感が高まっており、需給関係が売り越しで、逆日歩が0.55円付いている状況。 このことから市場筋では、株価が3100~3200円を固めると3500円前後へ一気に居所を変える公算が大きい。買い方の勢力が増し、約4000万株の売り方の動揺が始まるからだとの強気な思惑も。
by mytam
| 2007-03-24 19:14
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