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魔の13日の金曜日。
2日新甫は、荒れる!=13日の金曜日で、SQ日・・・・・・。^^;
やはり、4月~5月は、GS証券のキャシー・松井女史の言う通りに、振れの大きい展開?。
 NYダウは、テクニカル-リバンドで、材料も無く68ドル高の12552ドルと上昇、日経平均もその流れで、高値スタートし、4月のSQ値は、17659円となっていますが、それから右肩下がりで、終値は17327円と、SQ値よりも322円マイナス。
 当面このSQ値が、上値抵抗線になり、5月のSQまで、弱含みなジンクスが表れている。今日は、大きく3ヶ所の節目があり、12時半からの続落が、一番の勝負所。
 G7を今週末に控え、円高・ドル安(119円→118円)に振られ、この影響で、トヨタを筆頭に国際優良株を中心に売られ、心理マインドが一気に冷え、SQ日にも関わらず、日中330円幅の下落。
 主な先物の売り越し証券は、USB、カリヨン、C・S、ドイツ、BNPパリバとなって、ヘッジファンドの決算を控え、売り込んでいる。
 結果的に、パラボリックは陰転し、一目均衡表は、先行スパンの下方に移動し、当面の抵抗線は25日移動平均線の17300円前後となりますが、欧米市場も、13日の金曜日で、期待薄。
 だた、週足は、陰線包みとなっていますが、陽線・陰線と交互に毎週変わり、右肩上がりとなっていますので、来週は陽線包みを期待したい。^^

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:26%(前日比+1%)4月12日
新規買い指数** :58%(前日比+4%)
任天堂CALL、新日鐵CALL、インフォシスCALLの短期売買活発。
フィスコの村瀬氏は、ハイテク株の活躍に期待が高まる

 日経平均は続落。NY市場の上昇で、日経平均は17600円を上回ってのスタートとなったが、昼のバスケット取引が売り決め優勢との観測が出ると、先物主導で一気に下げを加速し、ファンド売りの観測や、現物市場でも自動車株が大きく値を下げるなど、機関投資家の売りとの見方もされた。
 「有機ELを使った次世代大型テレビ量産へ」伝えられたソニーが年初来高値を更新し、ケミプロなど、有機EL関連銘柄へ波及。中期計画が伝えられた東芝もプラスを維持しており、個別では強い動きをみせている。
 ただし、新日鉄など鉄鋼株は利食いに押されて後場一段安となり、指標性の高い銘柄が値を下げ、投資家のマインドは一気に低下。
 週末のポジション調整や、週末G7を控えての為替修正を見越して輸出関連などの
ポジション調整も考えられるが、柱が不在の状況であるためG7通過後のリバウンド狙いというよりは、慎重姿勢が強まりそう。 
 日経平均の17300-17400円レベルはここ半年間での売買が膨れているところであり、25日線レベルまで調整しているため、G7通過で反転の可能性はあろう。
 ただ、このレベルでもみ合うようだと、下値リスクが徐々に高まり、今週末強い動きをみせていたソニー、東芝といったハイテク株の活躍に期待が高まる状況。
 
 朝の外資系証券の注文状況は、売り3990万株、買い3910万株、差し引き80万株の売り越し。

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はアドテスト43万株、ホンダ35万株、ソニー33万株、ソフトバンク29万株、キヤノン・第一三共・昭和シェルがそれぞれ26万株、ファナック23万株、コマツ・武田・信越化・エーザイがそれぞれ22万株、アルプスと富士フイルムがともに20万株、住友電19万株、トヨタと野村がともに17万株、スズキ16万株、セブン&アイとアステラスがともに15万株、住友商14万株、ブリヂストン13万株、デンソー10万株、みずほFG900株。

 一方、売り越しが目立ったのはSBI2380株。

 後場寄り付き前の注文で主な売越銘柄は、三井住友FG870株、ヤフー540株、KDDI380株。

 一方買い越しで目立った銘柄は見当たらなかった。

トヨタ自動車 220円安の7150円 信用取り組みの悪化で、売り叩かれている模様。
 ロイターから、為替相場がドル高・円安となる中で、本来は買われて不思議ではない場面で、3日に付けた年初来安値7330円を更新し、底割れ状態。
 市場関係者は、「トヨタが好調なのは言うまでもない。ただ、戻ればヤレヤレ売
りに押されるのが明らかな需給悪の状態で、上値を積極的に取ることはできないだろう。 信用買い残の反対売買の期限である信用高値期日が到来する夏まで株価不振となることも 十分ありうる」と語り、信用取り組みの悪化を嘆いている。
 また、信用買い残が急増したのは2月26日─3月2日の週とあって、9月の初めまで重い需給と格闘する展開との思惑も。

ファーストリテイリング 480円安の8750円 昨日、今期減益予想に下方修正し、それを嫌気け売り。
 フィスコでは、東証1部下落率トップ。昨日発表している中間決算内容がネガティブサプライズにつながる格好。中間期経常利益は従来計画を50億円程度下回り前年同期比10%減益、さらに通期予想は764億円の従来予想から721億円に下方修正した。粗利益率の低下が背景となっているようだ。GSやUBSでは目標株価を引き下げ、8600円目標と修正。
 GS証券は、売り推奨継続し、在庫調整に不安が残るほか、関係会社の予測精度の向上にも時間がかかりそうだと指摘。直近の株価下落で悪材料出尽くしに近いと考えていたが、もう一段の見極めが要りそうだとしている。

ソニー 170円高の6510円 日経新聞で、今期営業利益4000億円を上回りそうだと報じられ、朝から買い集まり年初来高値更新。
 フィスコでは、今期営業利益が4000億円を上回りそうだとの観測報道が評価材料視されている格好。エレクトロニクス事業が業績の牽引役、目標としていた営業利益率5%を達成する公算が大きいとされている。比較的、今期の見通しにはポジティブインパクトが期待できるとの見方は多くなっていたが、ハイテク株への関心が高まりにくかった状況下、本日あらためて評価高まる状況と評価している。

ケミプロ 80円ストップ高の359円。 日経新聞が「ソニーは12日、有機ELを使った30-40型以上のテレビの量産技術にメドをつけた。2-3年内の量産開始を目指す」と報じたため、有機EL用部材の需要拡大を期待する買いが膨らんでいる。
 また、M・S証券が有機EL関連企業をピックアップし、そのリストに掲示されている。

楽天 2050円高の50300円 逆行高になっている。
 フィスコでは、みずほ証券では投資判断を新規に「2」、目標株価を6.7万円としており、買い材料視。セクター判断を「強気」としているため、ヤフーと並ぶ当該セクターの代表銘柄である楽天に対しても「強気」の見通しを持っていると。インターネット上のトラフィックをマネタイズする考え方や手法は大きく異なるものの、「楽天経済圏」というアプローチについても高く評している。
(このまま、テクニカル的に反転するとは、考え難いが予想株価収益率は23倍とネット企業としては低いので、アセット・マネジャーズと共に注視。)
by mytam | 2007-04-14 21:14
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