NYダウ、108ドル高の12720ドルと大幅上昇し、CMEは、17885円と海外は強気でしたが、何故か?、日経平均、100円安の17527円と下落、一時は、17452円まで下がっている。今晩、米国で問題の指数(CPI,住宅着工件数)と決算発表(コカ・コーラ、インテル、ヤフー)があり、共に芳しくない数値が予想され、米国市場がドテン売りに成るのを警戒した中、リーマン・BとC・S証券が、如何の売りを発し、今日の大幅な下落となっている。(C・S 売り4176枚 買い 0枚 、リーマン・B売り2469枚 買い 0枚 、勝負を賭けているのかな?)
昨夜、NYダウの上昇は、教育ローン最大手のSLM社の買収が決まった点と問題とされていたシティ・G銀行の1月ー3月の決算が市場予想より良く、その見直し買いで、市場心理感が開け、大幅な買いに繋がったため。 このため市場関係者は、強気なコメントが増え、1-3月期の主要米企業の増益率は5%程度との予想であったが、6%は行くとの予想も出始め、今後、数ヶ月は株式市場は堅調となり、ダウ平均は、史上最高値を更新するとの見方も表れている。 一夜空け、悪い指数が出ても、この熱狂が覚めるとも思えないが、日経平均は下落している・・・。(明日、NYダウが強ければ、怒涛の上昇と期待したい^^;。) eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:27%(前日比+1%) 新規買い指数** :57%(前日比-2%) 日中は日経CALLの利食い売り多い。夜間は米国株の堅調を受けて個別株CALLの買い目立つ。 フィスコの村瀬氏は、需給整理は進捗、不安感が高まるが故に押し目買い好機とも 日経平均は下落。米国市場ではNYダウが世界同時株安前の水準を回復し、シカゴ225先物も大証比235円高。しかし、日経平均は直近戻り高値を突破して始まったが、2月末の急落で空けたマド下限レベルに接近し、強弱感が対立。また、このマドを埋めるには手掛かり材料に欠ける状況。 これまでの中小型株の下落により個人投資家のマインドは低下しており、押し目買いを入れるといった投資行動も限定的。 ただ、大手銀行の弱い動きをみると、保有機構の売りなどが出ている面もあろうが、高水準の信用買い残高が積み上がっていた銘柄であるだけに、需給整理の最終段階に入ってきているとも取れる。 中小型株にしても業績不安が燻っているため、一度下げに転じると狼狽的な下げ方をみせる銘柄が多く、押し目買いを入れ難い一方で、見切売りが加速するため需給は改善に向かっている。 明日はインテルなどの決算内容を受ける可能性があり、引き続き外部要因に振らされる可能性はある。ただ、需給整理が進捗しているほか、TOPIXの弱い動きなどをみても、徐々にショートに傾きやすくなっている状況。 指数の下振れで不安感が高まる中ではあるが、意外と押し目買いを入れる好機なのかもしれない。(文言が難しく、理解しがたい内容、買い辛いですが、好機かも?) 朝の外資系証券の注文状況は、売り5940万株、買い5040万株、差し引き900万株の売り越し 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はトヨタ56万株、日産自48万株、ソニー34万株、野村とコマツが28万株、東芝27万株、東エレク20万株、ホンダ18万株、武田17万株。 一方、主な売越銘柄はNIS15万株、イオン14万株、インボイス2490株、ネクシィーズ1960株、SBI520株 後場寄り付き前の注文で主な売越銘柄は、東芝20万株、三井住友FG880株、みずほFG850株、インボイス780株、ネクシィーズ690株、三菱UFJ390株、ヤフー360株、NTTドコモ210株。 一方買い越しで目立った銘柄は見当たらなかった 日産自動車 15円安の1212円 日経新聞に、5日続落とありますが、6日に伸びた。 下落の見方として、自動車販売の低迷が続き、業績回復が遅れる事への警戒感が強まり、ゴーンマジックの剥れを受け、断続的な売りとなっている。 この低迷した価格帯でも、貸し株の方が多く、かつ、融資株の返済が多く、先安感が滲んでいる。 フィスコでは、6営業日続落も1200円処では底堅く。先日のモルガンに続き、みずほ証券によるセクター判断の格下げなどが嫌気されている。また、中期販売目標の先送り報道も嫌気。なお、メリルリンチでは、米国の流通在庫の改善、欧州戦略モデルの好スタートなどに注目し、「買い」の判断。目標株価は1600円と。 ニコン 85円高の2855円 インテルの決算発表を明日に控え、株価高騰。 GS証券のレポートにて、「半導体製造装置:そろそろ買い時、年後半のニュースフロー改善に期待」と強気のシグナルを発信したため、大幅高となっている。 また、レポートには、DRAM価格が5月ごろには安定しそうなことや、サムスン電子が投資に再び前向きになってきたことなどを挙げて、「日本の半導体製造装置株については強気に転じたい」と纏め、目標株価を、2480円→3200円に格上げ。 アルゼ 110円高の4150円 カジノ法案の思惑で上昇。 また、メリルリンチはカジノ関連のレポートを出し、カジノ法案は7月の参院選後に具体化し、08年の通常国会に提出される可能性が高いとしている。 ただ、法案の可決は難しいと思われる。 この銘柄もGS証券が一枚噛んでいるので、思惑のみで相場になるかも?。 日立ソフト 80円高の2720円 業績上方修正で大幅上昇し、年内高値更新。 07年3月期の連結経常利益を従来予想の59億円→82億円に上方修正。 システム開発事業が金融、通信業向けに好調だった点と、不採算案件の減少、生産性向上・原価低減などが収益を押し上げた結果。 イノテック 79円高の979円 日興シティ・G証券が投資判断を新規に買いとし、目標株価を1340円に設定したため大幅高。 業績は04年3月期をボトムに拡大基調にあり、売上総利益率の高い開発・エンジニアリング分野を成長ドライバーに、07年3月期~09年3月期の3ヵ年の連結経常利益成長率を34.7%と予想し、株価は予想PER9.9倍と魅力的であるとしている。
by mytam
| 2007-04-18 07:44
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