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SQ値より61円上昇。
7月のSQ値は、18177.38円で、終値は18238円と久々に上昇。
昨晩のNY市場が、資源株(アルキャン)のM&Aを好感して、283.86ドルのバカ上げし、NYダウは、最高値更新。
 ただ、このM&Aの話だけで、283ドルも上昇するとはとの疑問の声もあり、テクニカル的に、トリプルトップの上離れ状態になり、サブプライム問題で空売りしていたヘッジファンドの買戻しとの見方も。
 しかし、日経平均、重いですね、NYダウが283ドルなら、560円ほど上昇して欲しい。^^
 ロウソク足は、上ヒゲの陽線で、下値が5日移動平均線にサポートされた底固い形。
トレンドとしては、上向きの継続を示したわけですが、18250円の壁は厚いようですね。また、SQ値より終値が高かったのは、2月以来で、今月は期待できるとおもいますが、2月末は暴落がありましたので、警戒感を忘れずに。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:26%(前日比+1%)7月12日
新規買い指数** :62%(前日比+3%)
一日を通して任天堂CALLの売買活発。特に後場に買い、引け後に利食い売り多い。

フィスコの村瀬氏は、環境テーマでも企業業績に注目向かいやすい

 NYダウが4年ぶりの上昇幅で史上最高値を更新し、米国市場の上昇が刺激材料となりオプションSQは、ほぼ食い合い。
 日経平均は、割り込んだ25日線を一気にクリアして前日の高値レベルを若干上回ったレベルでスタート、その後もじりじりと上げ幅を広げており、11日の急落で空けたマドを埋めている。
 高値を更新しているセクターなどをみると新興国の経済発展に伴う資源価格上昇や社会インフラなどを背景とした業績期待の強いセクター。
 ただ、来週以降については環境という位置付けもあるが、国内外で四半期業績が本格化することから、企業業績に焦点を置いた物色となろう。
 環境に絡ますと業績拡大が期待されバリュエーション面で割安感がある商社株は引き続き注目。
 決算タイミングでは、インテルなど主力ハイテクが予定されているため、ハイテクセクターへの注目度が高まる可能性はあり、ハイテクと環境などを絡めると、東芝辺りに注目が向かいそうだ。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り3130万株、買い3990万株、差し引き860万株の買い越し

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は、ソフトバンク186万株、ホンダ183万株、アドテスト130万株、三菱商112万株、キヤノン111万株、トヨタ106万株、コマツ103万株、イオン83万株、ソニー82万株、第一三共81万株。

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はクボテック670株、オリックス210株、ヤフー190株。一方、主な売越銘柄は野村26万株、NIS11万株、NTTドコモ740株、三菱UFJ400株、SBI180株、日本駐車場100株。

USEN 44円高の984円 06年9月-07年5月累計決算で、連結経常損益が63億円の黒字とのことで、大幅高。ただ、上ヒゲが大きいですね。
 前年同期に営業赤字だったブロードバンド・通信事業が黒字化した。また、昨年秋に子会社化した人材サービスのインテリも収益に貢献したため。
 ただ、無料動画配信の「GyaO」は赤字で、映画配給子会社の不振により映像・コンテンツ事業は前年同期より悪化している。

ファーストリテイリング  220円安の8000円 06年9月-07年5月の累計決算で、結経常利益が前年同期比7.2%減の595億円と発表したため嫌気売り多発。
 併せて通期の利益を従来予想の721億円→707億円に下方修正している。
ユニクロの大型店出店効果などもあって全体は2ケタ増収となるが、今期から始めた低価格ブランド「ジーユー」の立ち上がりが遅れたことや、靴販売子会社ワンゾーンの赤字幅拡大が利益を圧迫。また、暖冬の影響で上期に値引き販売が増加し、国内ユニクロ事業の粗利益率が低下したため。

商船三井 48円高の1781円 今朝の日経産業新聞では近海不定期船の運賃上昇が報じられ、上場来高値を久しぶりに更新。
 為替も想定レートよりかなり円安水準で推移している事から、早い段階での上方修正期待も強く日経平均の上離れがあれば、相対的に海運株の割安感が強まって上値余地が大きいと見方で、買われている。
 また、海運、商社株は比較的に低PERで割安感が強だけに高値圏でも買い安心感が強い。
by mytam | 2007-07-14 22:47
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