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首の皮、一枚かな?
日経平均、一週間ぶりに5円上昇、参議院選での政権与党の惨敗とNYダウが200ドル越す下落の中、200日移動平均線を死守できたことで、ロウソク足は、陽の大引坊主。この僅か5円の上昇ですが、市場に光明が差してきた感じも。
 現実に戻れば、5日移動平均線は遥か上の17620円前後、参議院選終了後のアク抜き感と月末での投信信託の買い需要で、僅かばかり反発。
 明日が31日、7月期の締めでのお化粧買いがあり、需給的にはプラスですが、問題はNY市場の行方。
 NYダウ、13300ドルの抵抗線を割っているので、反発したらサプライズと思ったほうが無難、ただ、日経平均のRSI値が14.13%、騰落レシオが73.4%、テクニカル的には、目を閉じてロングポジション。
 
 朝、日経ミニを17015円(CMEの終値)で、3枚指そうと思ったが残高不足で1枚しか指せなかった、考えてみれば、追証寸前なんですよね。^^;
 取り合えず、締めで含み益のあるものだけ外し、ポジションを軽くしたが、日経平均のRSIが14.13%て、悪魔の誘惑ですよね、こんなに美味しいときは、年に数回しかない好機。そのとき、口座に資金がないとは、最低・・・・。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:21%(前日比+3%)7月27日
新規買い指数** :72%(前日比+3%)
任天堂CALLに押し目買い多い。夜間は日経CALL、PUTともに売買活発。

フィスコの村瀬氏は、業績など裏付けのある銘柄へは一層物色資金が向かうことに

 週末の米国市場が一段安となり、シカゴ225先物も17000円割れ寸前まで、ことから引き続き利食い優勢が先行。
 自民大敗と最悪シナリオに近いことから参院選後のアク抜け感からの買い期待も後退し、前場半ばには一時17042.66円と4月3日以来の17100円を割り込む場面も。
 しかし、好決算が確認された銘柄への押し目買い意欲は強く、また決算を控えていた新日鉄など鉄鋼株の一角がリバウンドをみせており、押し目買い意欲は徐々に高まり、海運、機械、商社、非鉄といった先駆株へ買いが波及。
 これにより日経平均は下げ幅を縮め、大引けでは若干ながらプラスに、僅か5円高ではあるが、一旦下をみているため指数以上に強い相場展開。
 GLOBEXのナスダック100先物はプラスで推移しているため、今晩のNY市場のリバウンドが期待される。ただ、明確な底打ちを確認するにはサブプライム問題など見極めが必要であり、全体としては積極的には手掛けづらい。
 ただ、好業績銘柄への資金集中が確認され、米国市場や政局動向といった外部環境は不透明であるが、指数が弱含みをみせたとしても業績など裏付けのある銘柄へは一層物色資金が向かうことになりそうだ。と。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り3270万株、買い2490万株、差し引き780万株の売り越し

 前場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は、新日鉄193万株、NIS170万株、イオン49万株、日産自45万株、トヨタ39万株、ソニー38万株、オリコ35万株、野村34万株、三菱自33万株

 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄はNIS18万株、東電14万株、SBI1010株。
 一方、買越銘柄は新日鉄19万株、双日15万株、クボテック2770株、グッドウィル330株、NTTドコモとJR東日本が各140株。

日本碍子 430円高の3500円 08年3月期第1四半期決算で、連結経常利益が前年同期比49.1%増の183億円に拡大、通期の同利益を従来予想の520億円→650億円(前期は503億円)に上方修正。このため一時ST高。
 欧米のディーゼル車向け排ガス規制の強化が追い風となり、DPFの出荷が好調。今期の為替レートは1ドル=115円を想定しており、円安による為替差益も。
 また、欧州向けとの事が買われる要因となっている。

イビデン 670円高の8660円 日本ガイシの大幅上方修正に釣られ買われている。
欧米のディーゼル車向け排ガス浄化装置が大きく伸び、同じく排ガス浄化装置を手掛ける同社株にも。
 インテル向けの半導体パッケージの需給問題もありますので、、明日31日の決算は、期待倒れに終わる可能性も。

新日鐵 34円高の918円 朝方は、自民党が歴史的な大敗と円相場の円安修正で、安値スタートしたが、徐々に決算への期待感から押し目買いが入り上昇したが、決算発表後は出尽くしから売り込まれる展開。
 ただ、今日は、売り一巡後は再び買い優勢となり踏み上げも手伝って一段高になった、激しい動き。決算は4-6月期経常利益は前年比21%増。
背景には、JFE・HDが大幅な上方修正と自社株買いを発表したため、連鎖反応をしたと思われる。(営業利益は前年比41%増)

日本電産 950円高の7720円 07年4-6月期の連結決算で、営業利益は151億円と前期同期比ほぼ横ばいで、「これまでの過度の悲観論が後退し、買い直されている」
 主力のハードディスク駆動装置用などのモーターが全般に堅調で、「これまでHDDは競合するフラッシュメモリーに押されて、量的に伸び悩み、低価格販売を強いられるのではないかとの懸念が強かった」という。この短期的な業績の不透明感は今回の四半期決算の発表で払拭されたよう。
 ただ、市場では「目先、心理的な上値の節目となっている7500円を上回れるかが焦点」と疑心暗鬼も
by mytam | 2007-07-31 07:45
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