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今週の見通しは
為替と株式、共に大荒れ相場?と考えるが、セオリーと思いますが、政権担当者(FRB)が、政策を変更し、インフレ対策からデフレ対策への舵を切ったわけですので、株式は安定的な動きになり、為替も落ち着くと見るべき。

 サブプライムローン問題は、FRB政策により発し、それが世界経済を揺るがした状況であることを認識し、その処理を米国が責任を持って行うと言うことを発信した訳で、FF金利が下がらないとか、ローン負債の打開策が決まってないと言う点は、大きな問題ではない。
 
 問題は、22日~23日の日銀政策決定会議での利上げと思うが、福井総裁では出来なく、文言も世界経済を重視、慎重に対応したいとの文言になるような感じ。
 
 影の首相の中川幹事長は、「まずはデフレを脱却しなければいけない。それをデフレ下に金利を引き上げたり、さまざまな量的な政策変更をした。日銀の金融政策の独立性については言わない。ただ、経済政策の目標は06年にデフレを脱却するという約束なのだから、それは共有しないといけない。目標まで、経済政策まで日銀の独立性なんて、そんなものはない」と述べ、この円高の批判を日銀に押し付けている。

 さらに、竹中前総務大臣は、「いくらなんでも、この状況下で金利を引き上げることはしないとは思うが、日銀はデフレの中で金利を引き上げるというマーケットの常識からは信じ難いようなことをこの1年間やってきた。その総決算をしてもらいたい」とボロクソに日銀の政策を批判し、また、サブプライム問題について「銀行が巻き込まれていないから底は抜けなく、決済システムが揺らぐことが、一番底が抜ける状況になるが、そこは免れている」との認識を示した。
 
 株価下落についても「つるべ落としのような形で行くようなことはない」と語ったが、学者ですね、今の状態は、まさに、つるべ落としの感がありますが?。

 市場アウトルックでは、為替、円、方向感定まらずと。
 予想レンジとしては、1ドル=111円~115円が多く、見方としては、FRBの公定歩合引き下げに伴い、市場に安心感が出て、ヘッジファンドなどが、再び、円売り・高金利通貨買いの動きが再開するとの思惑と、お盆休み後の、輸出企業が、ドル売り・円買いの動きを本格的に、進めるとの見方が、対極的にある。
 
 三菱UFJ銀行の中山氏は
 FRBが公定歩合を引き下げたことで相場は、やや落ち着きを戻すだろうが、円買い戻し意欲は依然強く、円の下値は限定的になるだろう。

 株式の方は、戻りを試す展開か?
 週始めの反発後は、値動きの荒い展開が想定するとの見方が多く、先週で日経平均は、1490円下落し、リスク資産への投資を敬遠する動きとFRBの公定歩合引き下げ後の米国株の戻りが少ないとの警戒感、プラス、このところの急激な円高による、企業業績の変調で、上値は重いとの見方がある。
 
 野村證券の藤田氏は、
 FRBの公定歩合引き下げは、米国市場で素直に好感された。
23日の日銀総裁会見で、市場の動向に配慮が示されれば、1万6000円台半ばへ上昇することも考えれる。

 日経新聞のトップ記事、投資信託の基準価格急落との事、ワースト10に、海外REIT投信が8もあり、投信の選択も中々難しいですね。
 この中、GS証券の投資判断は(8月17日付)
森ヒルズリート投資法人<3234.T>――投資判断「中立」→「強い買い推奨リスト」に追加、目標株価139万円継続
ブラザー工業<6448.T>――投資判断「買い推奨」継続、目標株価2200円→2100円
アルバック<6728.T>――投資判断「中立」継続、目標株価4800円→4700円
日本ビルファンド<8951.T>――投資判断「中立」→「売り推奨」、目標株価170万円継続
日本リテールファンド<8953.T>――投資判断「買い推奨」→「中立」、目標株価131万円→115万円
ジャパンホテル&リゾート<8981.T>――投資判断「中立」→「買い推奨」、目標株価72万5000円→75万5000円
by mytam | 2007-08-20 07:36
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