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節目突破!!
SQ裁定を控えて、サプライズ(ムーディーズが日本国債格上げ)により、日経平均、281円高の17458円と上昇し、週足でも晴天状態になり、強気相場続行。
 ただ、今からは押し目買いは、難しく、パラボリックの加速因数が、0.18と殆どピークで、明日のSQを迎え、今の所は17500円の攻防が想定されるが、問題はその後ですね。
(手持ちの日経ミニ、精神的な苦痛を味わったのみで、薄利で全部売却、レバレッジ100倍の怖さを知った感も^^;)

 市場では、今日の動きを前場は模様眺め相場となったが、前引け後に米格付け会社ムーディーズが日本国債の格上げを発表、後場に入ると急動意。明日のオプションSQを睨んで先物に仕掛け的な買いが入り、日経平均は大幅上昇。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:34%(前日比+2%)10月10日
新規買い指数** :42%(前日比-5%)
任天堂CALL、S&P CNX NIFTY(インド)CALLの利食い売り多い。

フィスコの村瀬氏は、資源関連セクター中心に強気色を高めたいところ

 日経平均は281.09円高の17458.98円と終値ベースでは7月下旬以来の水準を回復。
 NYダウの下落や8月機械受注が予想を下回った影響で、一時17154.75円まで下げる場面もみられたが5日線がサポートとして意識され、17200円レベルでの膠着感が強まっていたが、後場に入ると米ムーディーズによる円建て日本国債の格上げ発表がきっかけとなったか、225先物は大口買いを交えて急騰。

 明日にオプションSQを控えているが、これまでの膠着から一変して急騰をみせたことで175コールなどヘッジとみられる買いなども強まっていたようである。先物は17500円手前では一旦伸びが鈍る場面もみられたが大引けにかけては再び買い戻しなどの動きも強まり、17530円まで上昇。
 
 ようやく日経平均は中期的な転換点レベルであった17200円処を確実に突破し、今後は17200円レベルが支持線として意識されることになる。
 17500円レベルを一気に買い上げるというよりは、まずは17200円を固める動きとなりそうであるが、押し目買い意欲は相当高まってきていると考えられる。
 物色としても引き続き資源関連セクターを中心とした流れとみておいて良さそうである。
 また、ファンドの節税対策売りなどが警戒されているだけに、ポジションは大きくロングに傾いているとは考えづらく、どちらかというとショートに傾きやすい需給である。資源関連セクター中心に強気色を高めたいところ。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り4810万株、買い3840万株、差し引き970万株の売り越し

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は三菱自62万株、ソフトバンク14万株、トヨタ13万株、東電12万株、三菱商10万株、オリックス5060株、ヤフー1240株、インボイス370株。

 一方、主な売越銘柄は不動テトラ54万株、シンキ17万株、SBI2580株、りそなHD870株、NTTドコモ730株。

 後場寄り付き前の主な買越銘柄は、三菱UFJ76万株、三菱商27万株、トヨタ21万株、野村19万株、ホンダ17万株、オリックス8040株、ヤフー3150株、みずほFG850株。

 一方で主な売越銘柄は、NTTドコモ4180株、SONYFH1390株、インボイス650株。

ソフトバンク 135円高の2575円 気が付けば、雲の上で2500円台と大幅上昇。
 市場では、「ソフトバンクモバイルの携帯電話加入者数の純増が続き、先高期待が強まっている。NTTドコモの累計契約者数のシェアにも陰りがみえ、ソフトバンクの勢いは一時的ではなく、競争力が『本物』だとみる投資家が増えている」と評価する声も。

アコム 275円安の2565円 日経新聞で、国や自治体が税滞納者の過払い金を消費者金融企業から本人に代わって取り戻し税収に充てると報ぜられ、一時ST安。
 一旦は落ち着いたと見られる過払い金請求も今後更に拡大していくとなると、引当金積み増す必要が出てきて今期業績も赤字という懸念も再浮上。

任天堂 3300円高の69100円 日経新聞で、ソフト会社がSCEから任天堂向けに乗り換える動きが続いていると報じ、大幅高になっている。
 ただ、テクニカル的には、パラボリックの加速因数が、0.2とマックス値で、さらに、信用の回転日数が3.1日と加熱気味。
 70000円を越したら、信用倍率を考えずに空売りを賭けたいですね。
by mytam | 2007-10-12 07:43
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