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嵐も前の静けさか?
日経平均、穏やかな動きで、120円高の16044円と上昇し、16000円台回復。
スイスのUSB銀行の増資話のお陰ですね。ただ、話の内容は悪く、約一兆円の損失はでるが、資本増強で2兆円の注入を行うとのこと。また、サブプライム関連の損失が無ければ、この2兆円の資金は、他の株式に回っていた感じ。
 
 さて、明日、朝のFOMC会合後、FF金利の利下げが焦点になっていますが、GS証券は、FFレートが25bp、公定歩合が50pb引き下げられると同時に、声明文のバイアスも再び緩和方向へと修正されると見ている。
 0.25%の利下げで失望売りの嵐になるかが、声明文で決まるようで、バーナンキ氏の手腕の見せ所。

 ただ、GS証券の08年の日本株の見通しは厳しく、収益予想の下振れリスクに、米個人消費の減速と中国の引き締め政策という二つのマクロの悪材料が重なり、2008年の出足は厳しいものになろう。としているので、下ブレした時、再度、止まらないと見ているようですね。
 懸念材料としては、米国のクリスマス商戦の行方と来週から始まる、米国の金融関連の決算内容。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:59%(前日比+8%)12月10日
新規買い指数** :24%(前日比-5%)
みずほPUT、日経CALLの短期売買活発。夜間には日経PUTの買い多い。

フィスコの村瀬氏は、資源関連の動向に注目

 UBSの資本増強が評価され、日経平均16000円を回復、ただ、その後は狭いレンジ取引が続いており、FOMCを控えていることもあって終日膠着感の強い相場展開。
 FOMC通過によるアク抜け感からのリバウンド基調持続が期待され、本日の資源関連セクターの動向が注目される。
 また、日経平均はFOMCを控えていた膠着とは言え、16000円レベルでの底堅さが目立っており、方向としては10月安値レベルの16200円辺りを意識したリバウンド基調は持続。
 一目均衡表の雲上限といった16500円レベルも意識されやすいが、まずは16200円のクリアを目指したいところ。これを確実に突破した段階で16500円を意識する形となろう。
 ただし、週末SQを控えているが、水曜日は荒れるというジンクスもあるため、注意は必要ではある。 

 朝の外資系証券の注文状況は、売り1990万株、買い2160万株、差し引き170万株の買い越し

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は、ソキア2015万株、新日鉄53万株、三菱商18万株、トヨタ17万株、日産自と双日が13万株、デンソー11万株、オリックス5890株、NTTドコモ3130株、電通1540株。

 一方で主な売越銘柄は、東建コーポ15万株、日本駐車場1150株、SBI210株

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は、ソキア2427万株、長谷工15万株。

 一方、売り越しでは、三菱UFJ59万株、日産自15万株、住友商12万株、トヨタ11万株、オリックス3120株、NTTドコモ1610株、SBI1230株、ヤフー630株、みずほFG580株、スカパーJ300株。

DeNA 100000円ST安の639000円 野村の投資判断、格下げで暴落。
これが、信用取引で、空売りできない銘柄のサガで、黒カラス3羽、見事にハマリ。
 野村證券、「フィルタリングサービスの原則義務化や会員の利用規制強化が、会員数減少につながる懸念は否定できず、今後の動向を見極める必要がある」
と見放したコメントを出している。

IHI 日経新聞で「2007年3月期に200億円を超す追加損失を計上することが分かった」と報ぜられ、8時20分以降、売買取引が停止。
 14時51分に再開。約1550万株売り越し気配で取引を終え、監理ポスト行きに。
(上場廃止基準に該当するおそれがあるとして)
(しかし、最初の悪材料発表時は売りで、監理ポスト行き後は、買いと思うが)
by mytam | 2007-12-12 07:49
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