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年末換金売り終了?
兎も角、日経平均、8日営業日ぶりに5日移動平均線、祝復活。^^
3連休前に、ショートに傾いていたポジションを中立にと、NY市場の問題児(ベアー・スターンズ証券)の決算が終わったことでのアク抜け感からの反発と見られますが、税金対策の換金売りの終了との見方も。
 ただ、税金対策とは?、日経平均は昨年末から比べると2千円以上下落しているわけで、昨年より少ない筈??。
 
 ニュース的には、メルリンチ証券に、シンガポール投資ファンドから資本注入が行われるとのことで、NYダウを下支えしたとのコメントがあったが、ベアー・スターンズ証券に資本注入との話が出てこないのも、納得行く感じで、赤字転落の責任を取って今年度のボーナスを受け取らないと発表しているだけ。
 ただ、株価は悪材料出尽くしからの買戻しで、小幅上昇。この結果、サブプライムローン関連の損失による業績悪化は一巡したとの見方が出て、NY市場も底固い動きに。

また、BRBの東保氏の「株式投資・今朝のレッスン」で、
【本日の一言】売ってはいけない
 皆が手仕舞い売りする時は、良い買い場。と転換点と見てます。
・20日の日経225は小幅反発も、薄商いの中、ほぼ横ばい。東証1部売買代金は2兆円を割り込んだ。
・直前の6連敗中で合計1000円幅も下落したのに、戻りの上昇幅は僅か1円にとどまった。
・クリスマス直前の3連休を控え、手仕舞いたくなるところだが、「東証1部騰落レシオ(6日ベース)」は本年最低水準。本日は株を売ってはいけない!
 本日株を売ってもよいのは、1年中毎日売る人だけ!!
(逆の意味で、無茶苦茶な強気な文言。逆張り志向なんですね、東保氏は?)

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:63%(前日比-5%)12月20日
新規買い指数** :41%(前日比-1%)
任天堂、日経のCALLとPUTの取引ともに活発。

フィスコの村瀬氏は、強気な見方に変わり、リバウンド意識と。

 前場は、主力株中心に上昇して始まったものの、換金売りと見られる流れが続き、半ばには一時14998.01円と15000円を割り込む場面をみせていた。
 しかし、下値では年金資金と見られる買いが観測される中、一段安との流れにはならず、底打ち感が。
 後場に入って、シンガポールの政府系ファンドがメリルリンチに出資すると伝えられたことも手掛かり材料となって上げ幅を。
 結果としては、ここ数日みせている15000-15200円の価格レンジ内であるため明確な底打ち感が出ている訳ではない。
 ただ、通常であれば、連休を控えていることもあって大引けにかけてはダレることが警戒されていたが、ほぼ高値水準で終えているため来週25日の年内受け渡し最終日を待たずに節税対策などの換金売りはピークを通過した感も。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り3470万株、買い2180万株、差し引き1290万株の売り越し。

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は、日産自77万株、新日鉄28万株、ホンダ15万株、住友商12万株、NTTドコモ3890株、ヤフー1180株、電通150株。

 一方、売り越しでは、三菱UFJ41万株、ソフトバンク11万株、SBI1600株、りそなHD720株、みずほFG250株。

 後場寄り付き前の注文で、買い越しが目立った銘柄はNTTドコモ1360株など。

 一方、売越銘柄は三菱UFJ27万株、双日23万株、日産自15万株、コマツ13万株、トヨタ12万株、ソフトバンク11万株、住友商10万株、ヤフー1010株、SBI910株、みずほFG100株。

オリックス 1180円安の18520円 GS証券の投資判断格下げで、頓死状態。
 投資判断を買い→中立、目標株価を4万円→2万2400円へ。
コメントは、「今年下期は、第3四半期よりも第4四半期に利益が実現する案件が多く、今期の増益を市場が確認するのに時間を要し、長短金利差が縮小していることもポジティブではなく、当面、株価上昇のカタリストに乏しい」と悲観的に見ている。

キヤノン 120円安の5240円 日経新聞が「07年12月期の連結最終利益は前期比7%増の4880億円程度となり、8期連続で過去最高を更新する見通しだ」と好調を伝えたものの、会社計画の5000億円を下回る予想数字がむしろ嫌気され、売られている。
 ただ、市場では、「円相場の影響が未達につながったようだ。来期は液晶製造装置の収益改善やデジタルカメラの好調さが期待され不安に乏しい」との声も。
by mytam | 2007-12-22 12:53
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