世界経済に下方リスク
 安定成長へ行動との付録は、つきましたが、これがG7の声明では、先は知れている感じ。
 IMFの経済成長率は、      2007   2008
            日本    1.9% → 1.5%
            米国    2.2% → 1.5%
            ユーロ圏  2.6% → 1.6%
            中国   11.4% → 10.0%
            アジア   9.6% → 8.6%
 米国とユーロ圏は、利下げへの糊代がありますが、成長率はどんぐりの背比べで、日本と大差は無く、日本株が売られている理由は、構造改革が停滞しているためと考えた方が良く、また、米国のポールソン財務長官もこの点指摘している。
(また、G7の声明文の表題になっていないのも問題。)
当面は、3月にFRBの利下げと協調して、ECBが行動を共にするかが焦点となり、また、減税政策(GDP1%)により、景気回復がホントに動くか?との点と思う。
 今週の見通しですが、1番底を探しに行くとの見方が多いと思うが、NYダウに連動して、モノラインの投資評価の格下げで12000ドル割れ、そして、モノラインへの協調融資とのことで、トレンド反転と。
(日経平均13000円割れだと、また、ズルズルと行くとの見方が多いですが、私は、行かないと思う、重い政府ですが、何か政策を出すと期待。(サミット対策??))

米ヤフー  取締役会が446億ドルのマイクロソフトの買収提案を、はなはだしくヤフーを過小評価しているとして拒否 by ウォールストリート・ジャーナル
これは、ソフトバンクの株価が、動きますね。
 31ドルでは、最近のヤフー株の下落を利用したと判断したのかな?MSの買収資金は、一株50ドル超すかな??(35ドルと日経には)

 ロイターでのG7の評価は?金融市場に対して、今回のG7が大きなインパクトを与えるものではないとの点では、ほぼ一致し、失望感もでている。

 来週の日経平均株価の予想レンジは、1万2500円─1万3300円

 引き続き波乱含みの展開となり、新たに一番底を付ける可能性もあるとみられている。
 決算発表がピークを過ぎるなど売り材料は減ってくるものの、信用収縮不安が根強く買い手不在の中、ヘッジファンドなど海外勢がぜい弱な日本株を売りたたくタイミングを虎視眈々と狙っているという。
 円高が再び進行する懸念も残るが政策への期待は薄いと。


 G7語録は
ポールソン米財務長官
1、世界経済は長引く金融市場の混乱に直面しているが、米経済がリセッション(景気後退)に陥ることはない。

2、現在の金融市場の混乱は深刻で持続的。金融市場が、ストレス局面から回復にするに伴い、リスク再評価が行われボラティリティが続くことを予想すべき。

3、住宅市場の調整、エネルギー価格高、資本市場の混乱が合わさって、目先の成長の重しになっている。

4、短期的な下方リスクを考えると、明らかにわれわれには行動が必要。

トリシェECB総裁
1、日本から、これまでの日本経済の動向が為替市場に反映されていくとの見解が示された。

2、米国は、強いドルが国益との見解を示した。

3、われわれはとりわけ、ユーロ/元の動きに注意を払っている。

額賀福志郎財務相
1、必要に応じ資本増強措置を講じることは、信認の改善、市場機能回復に重要な役割を果たす。

2、各国がそれぞれの事情に応じて金融市場の安定に最善の措置を講じる必要がある。その際、関係当局が責任を持って早急に強く推し進めていくことが重要だ。各国が対応に万全を期すよう要請した。

福井俊彦日銀総裁
1、グローバル経済とグローバルな金融資本市場との相互作用が一段と強まっている。

2、来年度に向けては、生産・所得・支出の好循環メカニズムが基本的に維持されているという状況の下、物価安定の下で緩やかな拡大を続ける可能性は高い。

3、世界経済や国際金融資本市場をめぐる不確実性やエネルギー・原材料高の影響などのリスク要因がある。
(福井日銀総裁、後任が決まらないので、余裕の答えですね。)
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by mytam | 2008-02-10 17:50
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