日経新聞の朝刊、3面記事に、MSの投信社長が、日本株上昇の条件整うと。
見た瞬間は、心強いと思ったが、アセット・マネジメント投信とあり、もしかしたら、日興アセットマネジメントの高配当株式ファンドの売れ行きの悪さのフォローの営業かなと思いつつ、今週のNYダウ、軟調な展開なかと感じた次第。 NYダウが反落しても日本株は影響を受け難くなっている事を表し、また、相対的に買われる理由を述べ、今後起こりうる動きを説明すると思ったが、インフレが進み、長期金利が上がるとの見方で、判り難い。 1、サブプライムローン問題は? 資産評価変えは、3分の2は終ったが、残りの3分の1が、実体経済に影響を与え、今年後半に、米国がスタグフレーションの陥る疑念が議論にと 2、日本は米国と180度違ったサイクルに入る可能性が? 原油などの高騰は、米国はインフレ懸念で、日本はデフレ脱却と、そして、先週の株価や長期金利の上昇は、日本経済の好循環入りを示唆と。 3、長期金利が3%も? 日本の公的年金の資産運用は基本的に、株式より債券だったが流が変ると。 そして年内には長期金利が2%に乗せ、向こう3年以内には3%を伺う可能性も 4、動きとして 中東の客から日本株運用の増額を要請され、追加資金は、日債で、このことから債券売り→株式買いの動きが始まったと。 ただ、長期金利が上がり、銀行の定期金利が上がると為替が、円買い・ドル売りの流れになり、国際優良株は売られる可能性が、また、動きのポイントとしては、債券安が株価に影響を与え、押し目買いの要因と、そして、本格的な反発は、公的年金資金のウェイト配分が変った時と。 日経平均、101円高の14440円とボリンジャーバンドの+2δをオーバーと強い上昇。 MACDは陽転しましたが、RSI値の伸びがね弱い、少し気になりますが、三尊天井はなくなりましたので、再度、13700円までの反落は許容範囲に。 後は、債券売り・株買いの流が続くかとの事ですね。 ソニー GS証券が、投資判断を「中立」→「買い」へ格上げし、目標株価を5800円から6000円へ引き上げへ。 これも日経平均と同じくRSI値が、逆行しているので、どうかな?? 今回の上げトレンドは、中東資金との見方から、ドバイ資金でのソニーを題目に、GSが買い上げたかも??。 みずほ 中東資金での買いが思惑に乗り、大幅高で年内高値更新。 市場では、長期金利が上がれば、利やざが取れるとの思惑もあり、内外の機関投資家から買われているの見方も。 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:49%(前日比+0%)5月30日 新規買い指数** :20%(前日比-7%) WTI原油先物リンク債CALLの買い、PUTの利食い売り多い。日経CALLの利食い売り、日経PUTの買い目立つ。 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り1700万株、買い3370万株、差し引き1670万株の買い越しと 過熱感台頭も資金回転早く意外と需給は悪くならない 日経平均は3営業日続伸し、101.60円高の14440.14円と5月半ばの戻り高値を突破し、1月半ば以来の水準を回復。 小幅上昇して始まった日経平均は、5月の戻り高値レベルでの上値の重さが嫌気され先物主導で一時、14189.97円まで利食いに押される場面も。 しかし、債券先物相場の下落を受けて株式先物への思惑買いが強まり、急速に切り返す格好から前場段階で14394.13円まで値を上げ、5月半ばの戻り高値(14392.53円)を若干ながら超えてきている。 後場に入るとハンセン指数などアジア市場の堅調展開から戻りを試す流れを強め、先物主導で14461.03円まで上げ幅を広げている。その後は高値レベルでの保ち合いが続いていたが、メガバンクなど金融セクターの強い動きが買い安心感につながっているほか、電池関連銘柄への物色が強まるなど物色意欲の強さが窺われた。 セクターではメガバンクでみずほFG、三井住友、証券では大和証G、保険ではT&Dなどが年初来高値を更新するなど金融セクターが強い動きをみせている。 また、日製鋼が連日の最高値更新、三菱重が年初来高値更新と原発関連も強い。そのほか、本日目立ったところでは郵政グループの郵便事業会社が所有する全ての自動車を電気自動車に切り替えると報じられていることから、電池関連が物色されており、特に後場一段高をみせる活況であった。 今晩の米国市場ではISM製造業景況指数、4月の建設支出などが予定されており、この内容のほか原油相場などの動向は引き続き相場を左右させることになる。 ただ、米利下げ打ち止めとの見方がコンセンサスになりつつあり、債券から株式への資金シフトの流れは期待されるところである。 金融セクターが強い動きをみせている状況下では相場のムードも悪くならず、且つ、環境関連物色に広がりがみられていることで個人投資家の参加意欲も高まっている。 指数的には過熱感が台頭してきており、個別でも急ピッチの上昇に対する警戒感なども出てきているが、中長期的なポジションを取りに行く参加者は限定的な状況であり、短期資金中心となると、急騰の割には需給が大きく買いに傾いているとも言えず、反対に動きの鈍るところではショートに傾きやすいため、意外と需給は悪くならないとも考えられる。
by mytam
| 2008-06-03 07:21
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