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NY、底割れ。
NYダウ、三月の底値(11740ドル)で耐えていたが、GS証券がダウ構成銘柄のシィチィとGMの投資判断を中立→売りに変更したため、節目が飛び、怒涛の売りが発生し、358ドル安の11453ドルと止まらない形に。
 単純に、NYダウは、11740ドルー1300ドル(3月~5月の上げ幅)=10440ドルまでの、下げが予想される。
 肝心の日経平均も、278円安の13544円と節目の13660円をこれも飛ばしているが、13500円台では、買い需要もあるようで、大きく崩れてはいない。
 ただ、ドルベースでの日経平均、まだ、3月の最安値を更新していないが、もし、これが割れるようだと、・・・・。^^;
 GMの時価総額、フォード傘下のマツダを下回っており、例え、赤字決算でも売られすぎ。逆に、マツダ、フォードの再建のため売られる可能性もありますね。

 先物売買、13700円台のシコリ玉のみ整理のみ、サイコロジカルラインの25%が気になり、追撃の売りはしなかった。一旦は、13798円~13605円までの窓を埋める動きがあると思いますので、売るなら、13780円位で狙いたいが、今晩もNYダウの反落、止まりませんね。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:46%(前日比-1%)6月26日
新規買い指数** :45%(前日比-11%)
WTI原油先物リンク債CALLは大幅高となり利食い売り目立つ。日経CALLの買い続く。夜間はGM PUTの取引増える。

 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り2180万株、買い1890万株、差し引き290万株の売り越しとの観測。

 指数横バイなら買い安心感に フィスコの村瀬氏は、

 日経平均は7営業日続落し、277.96円安の13544.36円。
 原油相場が初めて140ドル台を付ける高騰をみせていたほか、GSによるシティの損失拡大予想などによる信用不安の高まりなどが嫌気され、ほぼ全面安商状の中、日経平均は一時13500円を割り込む場面をみせている。
 為替相場の円高傾向のほか、米景気後退懸念などから国際優良株などが下げているほか、信用不安の高まりを背景にノンバンク、不動産、証券、銀行と言った金融セクターの下げもきつい。
 昼の時間外で買いバスケットが入ったこともあり、後場寄り付き直後にはリバウンドの動きをみせる場面もみられたが続かず、反対に膠着が続く中で大引け間際にはポジション調整の動きから前場安値を下回っていた。
 引けのインデックス買いの影響から13500円を上回っているが、先行き不透明感を強めている。
 東証1部の騰落銘柄は値上り328に対して値下がり1329、変わらず68と、値下がりが全体の8割近くを占めているが、朝方は1500を超えていたことからみると、押し目買い姿勢の動きも出ていたようである。
 セクターでは、、9月に電気料金の算定基準を見直すと正式に発表した東京電力が買い気配で始まるなど、電力株の一角が堅調。
 その他は材料株を中心とした値幅取り狙いの流れが目立っている。
 
 今晩の米国市場の動向を見極めたいほか、週末要因もあって材料株での値幅取り狙いの動きも広がりをみせるというよりは一部の銘柄に資金が集中している。
 ただ、その一部の銘柄も値動きは相当荒いため、回転売買を行える投資家に限られ、全体としては様子見姿勢が強かったようである。
 来週も米国市場など外部環境の影響を受けやすい相場展開となりそうであり、物色についても逃げ足の早い資金中心となりそうである。
 洞爺湖サミットを翌週に控え、代替エネルギー関連への物色が一段と強まるかが注目されるが、中核ところが鈍い動きをみせてしまうと、出遅れ感がある銘柄や低位など下値リスクの低いとみられる銘柄を探る流れとなろう。
 そのほか、本日の東電力のように価格転嫁によって業績改善期待が材料視されるようだと、ディフェンシブ嗜好の意味合いもあって食品などへ向かう可能性もありそうだ。

 テクニカル的には日経平均の調整トレンドが意識されるが、代替エネルギーなど関連銘柄の指数連動性はなく、心理的な影響が大きい。
 そのため、指数が大きく切り返しをみせなくとも、横バイで推移するならば、下値の堅さが買い安心感につながる可能性もあろう。
by mytam | 2008-06-28 18:24
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