転換点の弱さ。
日経平均、223円安の12400円と反落し、米国の公的資金導入政策に、疑問との動き。
 昨晩のNYダウの動きが、FRBによる緊急ベア・スターンズ救済時の動き(一時的な反発)を懸念し、懐疑的な見方で、290ドル高の11510ドルと思惑外れの動き、更に、CMEの日経225も12525円と反落を示唆。
 CMEに鞘寄せの動きとSQ週との事で、分岐点は12500円の攻防に纏まった結果、昨日の大反発は、アヤに。5日移動平均線も下向きに変わりなく、再度、2番底探しかも知れません?。

 商社株は、ハリケーン「アイク」がキューバ周辺で急激に弱くなったため、逆に、大きく売られ、反落している。また、M・S証券が目標株価の数値を下げたことも今日の反落に繋がったと。
 この反落の流れの中、トヨタ自動車、10円安の4930円と5日移動平均線をキープし、底固い動き。
 先週、渡辺社長が、米国市場は7月で底打ちをしたと講演で発表したためと思われるが、トヨタは、販売戦略のミスでの低迷との見方もあり、売れる車種は健在との思惑から、ホンダ・日産売りのトヨタ買いの裁定取引に。
 MACDはゼロポイントを越しているので、買いシグナル点灯中の少ない銘柄。

 先物・個別株の売買できず。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:87%(前日比-11%)(9月8日)
新規買い指数** :23%(前日比-1%)
前場は日経CALLの利食い売り、後場以降はNYダウCALLや外国個別株CALLの取引多い。

 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り2690万株、買い2040万株、差し引き650万株の売り越しとの観測。

 確率的にSQ前は慎重姿勢、参加はSQ通過後に  by フィスコの村瀬氏

 日経平均は後場に入り一時12335.74円まで下げ幅を広げる場面もみられたが、大引けにかけては買戻しとみられる動きも出ており、223.81円安の12400.65円と辛うじて12400円は維持。
 ファニーメイとフレディマックの公的管理下を評価した流れから、米国市場は予想通りNYダウが300ドル近い大幅高をみせたが、前日の400円高で織り込まれており、寄り付き段階から利益確定の流れが優勢となった。
 12400円レベルでのこう着が続く中、アジア株の弱い動きもあって後場に下げ幅を広げていたが、先物主導で大口売りが断続的に出ていた影響とみられる。
 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が全体の8割近くを占めており、セクターでみても海運、商社などは前日の上昇分をほぼ帳消しにしていた。
 ただ、メガバンクなどは前日にストップ高をつけていたことからみれば底堅さが目立つ状況である。資源系の下げに対してゴム製品、電力・ガス、医薬品が小じっかりで推移するなどディフェンシブ系にシフトしており、ファンドのクローズに対する警戒感も燻っていた。
 日経平均は昨日の上昇分を帳消しにとはならずも、陽線部分を消してしまっており、調整トレンドが継続している状況である。
 新興不動産株への買戻しを意識した流れが強まっているが、新興不動産を取り巻く信用不安後退とみた短期的な資金が中心と考えられ、相場全体への波及効果は限定的である。
 週末には先物オプションSQを控えているが、過去5年間の9月SQでは前日比マイナスが3回、SQ通過後の上昇が4回となっており、確率的にSQへの警戒が強まる一方で、通過後のアク抜けを意識した流れに向かいやすく、積極的な売買は手控えられそうである。しばらくは値動きの良い銘柄での短期的な値幅取り狙いにとどまろうと。
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by mytam | 2008-09-10 07:30
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