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ヘッジファンドの憂鬱。
NYダウが、遂に終値で、12000ドルを越し、手堅い大型株が高騰し、昨年末からの上昇率は約12%、対して、ヘッジファンドは、これ以上の運用益出すのか、難しく、平均的にすると7.6%前後で、更にその中から手数料と成功報酬が引かれる。
(定期金利もFRBの利上げにより5%以上の金利が付いている。)
 この結果、ヘッジファンドの存在価値が問われ、より一層、利益率の高い投資先に目を向く様になっている。
 (過激に新興市場株が、ヘッジファンドにより動く可能性がありますね、外国為替のほうが強いと思いますが、年末には、1ドル=125円かも?)
 
 日経平均、NYダウの節目の12000ドルを越したことにより、大型株が買われ、100円高の166651円。ロウソク足は、踊り場状態の両足小陽線で、5日線は確保している。
悪い事に、Bレシオ値が高騰しだし212%、注意が必要かもしれません。

eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:48%(前日比-8%)10月19日
新規買い指数** :34%(前日比+6%)
ネット株コール、プットともに短期売買活発。NASDAQ100コールの売買も多い。夜間はソニープットの買い増える。
(レシオ値、やっと中立になった感じ、今の相場観としては強いと言う事かな?)

フィスコの村瀬氏 全体としては押し目買い意欲が強い相場展開

日経平均は、NYダウが終値で12000ドルに乗せたこともあり、これを好感する格好となっている。下方修正を発表したソニーが下げ渋りをみせて安心感につながった。
 一方、出直り基調を強めていた新興市場は、USENの大幅下方修正が嫌気され、全体的に利益確定の動きを強めている。

来週は決算発表が本格化、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが徐々に強まり、利食い優勢となったとしても再評価の流れを強めてくる展開に期待したい。
 また、ラマダン明けによるオイルマネー流入が次第に期待されてくることもあり、全体としては押し目買い意欲が強い相場展開。
 銀行株だが、4月高値期日通過による需給改善期待のほか、追加利上げ観測が再び意識されてきている。中国商工銀行が香港・上海市場に上場することもあり、銀行株を見直す動きが出てくる可能性はありそうだ。としている。

朝の外資系証券の注文状況は、売り2810万株、買い2910万株、100万株の買い越し

前場寄り付き前の注文で主な買越銘柄は、ほくほくFG31万株、三菱商20万株、住友商14万株、SBI2250株、NTTドコモ1160株、ソフトブレン830株。
一方売り越しでは、イオン22万株、双日10万株、ヤフー3610株、インボイス370株、みずほFG120株など。

後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はスカパー770株、SBI380株、NTTドコモ240株。
一方、売り越しでは、ほくほくFG15万株、オリックス2540株、ヤフー2500株、インボイス1100株など。

米グーグル、7―9月期の純利益が92%増 過去最高に。
検索連動型広告の収入により急成長し、競合するヤフーが減益で、ネット検索での一人勝ち状態。この結果時間外7%以上上昇。

USEN 48円安の947円 朝方一時ST安。
 06年8月期の連結決算は最終損益が88億円の赤字で、従来予想は10億円の黒字。
監査法人の指摘で子会社の事業価値を見直し、のれん代の一部を減損処理し、有線放送事業で将来発生が予想される電線撤去費用の引当金を特損計上したため。
 07年8月期は連結最終利益30億円を見込むが、「これまで強気の見通しが何回も下方修正された経緯もあり、今回も未達に終わるのではないかという警戒感が強い」との声が、出ている。

キヤノン 60円高の6490円。USENが発表した連結決算が、88億円の最終赤字だったことがきっかけに、流れが逆転し、優良株に資金が回帰している。
 前日まで新興企業株や中小型株が出直り歩調を強める一方で、キヤノンなどの国際優良株には買い一巡感が広がっていた。

東芝 6円安の753円。 米国サンディスク社の7―9月期決算が、NAND型フラッシュメモリーの価格下落の影響などで減益で、時間外取引で、急落し、東芝の株価に影響を与えているが、NANDの価格下落が業績に及ぼす影響については、06年9月中間業績予想の修正で、すでに織り込み済みとの見方が多い。
 また、「ゆるやかでも価格下落が続くことは東芝も想定済みで、むしろ今後は価格下落に伴う数量増効果が期待できる」との見方もある。

フルキャスト 23000円安の345000円 朝日新聞で、フルキャスト・グループが、派遣で働くために登録するスタッフの体形など容姿に関する情報を無断で、個人データとして保存していたことが19日、労働組合『派遣業関連労働者ユニオン』の調べで明らかになったと報じられたために、大幅安になっている。
 フルキャストは、この件に対し、今回の事実を厳粛に受け止め、早急な対応として、即日管理システム上の該当項目の使用を停止したとし、おわびのコメントをしている。
また、特に業績に悪影響を及ぼす事には発展しないのではと見る向きが多い。

ヤフー 1950円安の45500円 また、楽天と株価逆転していますね。
 親会社、米国ヤフーの7―9月期純利益は38%減とUSENの減益により、売られている。
日本での検索会社の勝ち組の筈、23日に中間決算発表があり、その警戒感から売られたのかな?グーグルはサプライズあり、ヤフーはどうかな?^^;
 外資系証券の投資評価は、悪いのかな?一昨日、米国ヤフーの決算発表後、G・S証券とC・S証券は、ソフトバンクに対し、売りの投資判断を継続している。

富山化学工業 49円高の655円 このぼろ株、動きが激しい。親会社の大正製薬は減益で、見通しは悪い筈なのに、派手に続伸。
 信用期日明けから出戻り基調になり、テクニカル的にも2番底をきれいに形成しているが、前回のボリンッジャーバンドの収縮では、+2δオーバーから、窓を開け下落。
さて、今回はどうなるのかな??
by mytam | 2006-10-20 22:00
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