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トレンドの本命は、大型株?
昨日の上値の重さとNYダウの下落で、今日は大幅下落を覚悟(期待)していたが、終ってみると15円安の17408円と小幅下落、ロウソク足は、小陽線で底堅い動き、また、鉄鋼株の新日鉄などや三菱重工、KDDIなどの大型株が強い動きをしている。(上がるときは、日替わりメニューで銘柄が変わる、明日は出遅れ株か?)
 
eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:22%(前日比+0%)1月22日
新規買い指数** :64%(前日比+1%)
個別株買い意欲旺盛。夜間は南アフリカランドeワラント、インフォシスCALLの売買活発。

フィスコの村瀬氏は、鉄鋼株の動きにつきながら何時でも出遅れ株へシフトできる態勢に

 日経平均は小反落。東証1部の騰落銘柄は値下がりが過半数を占め、規模別株価指数は大型株指数のみが辛うじてプラスだが、新日鉄の上昇は相当インパクトがあり、相場全体の先高観は後退していない状況。 
 新日鉄が相場をリードしたが、今晩の米国市場が強い動きをみせるとインデックス買いなどで、700円を付けそうである。そうなると短期資金も集中することになり、鉄鋼セクター主導の相場展開が再燃することになりそう。
 ただ、今年に入り銀行など金融セクターやここ最近は出遅れ物色から商社なども注目されてきている。また、ライブドアショックから1年が経過し、新興市場の中小型株が1月のアノマリー的な動きをみせてきていただけに、鉄鋼を柱とする物色のシフトには素直に喜べそうにない。とは言え、鉄鋼株への物色が本格化するかは見極めが必要であるが、決算本格化で相場が膠着感を強める中では値動きの良いものに資金が一気にシフトするため、ここは割り切りが必要な時かもしれない。
 鉄鋼株の動きにつきながら何時でも出遅れ株へシフトできる態勢としたい。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り4480万株、買い5170万株、差し引き690万株の買い越し。
            売り   買い    金額ベース (売り:買い)
M・S        200万株 700万株       1.0:1.3
G・S        400万株 180万株       1.4:1.0
JP・M       170万株 100万株       1.8:1.0
C・S FB     300万株 150万株       2.4:1.0
(主な外資、朝は売りに傾いているが、後場から買い転換しているかも?)

 寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は住金22万株、ソニー14万株、SBI2840株、インボイス2110株、T&Gニーズ1410株、ヤフー220株。
 一方、買い越しが目立つのは、新日鉄37万株、双日12万株、日産自とJFEがそれぞれ11万株、NTTドコモ1520株、三井住友FG620株

 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄はNIS21万株、SBI2430株、リソー教育650株、T&Gニーズ360株、NTTドコモ280株、ヤフー220株。
 一方、買い越しは三共興94万株、日立造37万株、新日鉄13万株、インボイス420株

富山化学 52円高の822円 新型インフルエンザ治療薬について臨床試験を始めると報じられ買われている。成功すれば国産初の抗インフルエンザ薬となり日米で09年発売とのこと。このことは、昨年から報じられている事だけに目新しさは無く、空売りが、多い銘柄なだけに派手な相場が続く事を期待する市場筋も多い。
(タミフルの対抗薬ですね、また、バイアグラのファイザー製薬、リストラで武豊の研究所閉鎖ですね。地元では、優良企業だったんですが・・・・)

新日鐵 29円高の695円 昨年の高値更新。全体的に手控え感強い中、ディーラーなどの短期資金も多く集まっている模様。ただ短期資金だけでなく、海外勢の実需筋の買いも多く入っている事から先高感は依然強い。
 また、30日の決算発表予定で期待する向きも多いが、一旦出尽くしとなる可能性が高いと・・・

KDDI 32000円高の849000円 ナンバーポータビリティ開始から独り勝ち状態を続けており、実需的な買いが継続している模様。市場では、ディーラーなどの短期資金も入ってきたようで売り方の踏み上げも手伝って一段高にと。
(12日時点の信用買い残が3239株であるのに対し信用売り残は6073株)
また、25日の決算発表を期待する向きも多いのではと・・。

東洋炭素 930円高の1万3070円 C・S証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を1万2000円→1万6000円に引き上げたことで、急反発。
 19日に発表した07年5月期業績予想の上方修正を受け、同証券では会社計画は保守的だと指摘。連結経常利益は会社計画の62.1億円を上回る71億円を予想。さらに来08年5月期の同利益を従来予想の107億円→120億円に上方修正した。シリコン、多結晶シリコン、化合物半導体の各業界で高水準の設備投資計画があることから、今後とも需要は堅調に推移する公算が大きく、業界全体の製品値上げにより、来期以降の業績拡大が加速すると予想。
(この会社、仕事上、多少知っているが、何故こんなに高い株価と思うこの頃?)

エルピーダ 70円安の5650円 C・S証券が投資判断「強気→中立」、目標株価を従来の6800円から5200円に格下したため、売られている。
 リポートでは、「DRAM価格のピークアウトにより、07年1-3月期以降、四半期営業利益は3期連続の減益を予想する」などと指摘している。
(マイクロソフトの新OS、VISTAの前評判が今一な点と、インテルの決算が悪かったので、半導体関連は安い)
by mytam | 2007-01-24 07:50
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