日経平均、114円安の17293円と下落し、下値支持線であった25日移動平均線を割れ、パラボリックも陰転。ロウソク足は、下ヒゲ有りの陰線、どのオシュレター系を見ても下方方向となって、SQ前日。
(クリディ・スイス,日経先物の怒涛売り、どうか出来ませんかね??) 新日鐵、G・S証券の投資判断が「中立」→「売り」に引き下げたことで、前場大きく売り込まれていたが、後場から反転し、2円高の731円と高値を更新。因みにG・Sの引き下げ理由は、株価上昇し利食いの好機との事で。(JFEも「買い推奨」→「中立」へ引き下げ、株価上昇で好材料はほぼ織り込まれたとしている) この大型株が、この悪材料に関わらず、高値更新しているのは、強い相場かな??? eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:31%(前日比+2%)2月6日 新規買い指数** :51%(前日比-4%) 任天堂CALLの取引高水準を保つ。ICICI銀行(インド株ADR)CALLの売買急増。 今週の注目点(2月5日~2月9日) 1、設備投資の先行指標は堅調に推移している。 2、IT関連受注には減速の兆しがみられるが、非IT分野における受注は堅調だ。 3、当社は10-12月のGDP成長率予測を+4.0%(従来予測、+2.7%)まで上方修正。 4、2月の金融政策決定会合における追加利上げは微妙だが、当社では引続き利上げが実施される可能性が高いと考えている。 5、米国経済は、製造業を中心に緩やかな減速局面に入っている。賃金上昇圧力が後退するにつれ、連銀による金融緩和の余地も拡大する。 (米国は利下げ方向で、日銀は利上げ方向ですから、銀行株、今が買い時かも?) フィスコの村瀬氏は、内需主導の展開は続きそう 日経平均は反落。国際優良株やハイテクが調整する一方で内需関連のしっかりとした動きが続いており、NT倍率(日経平均÷TOPIX)は一時10.0倍を下回る場面もみられている。昨日強い動きが目立っていた鉄鋼なども外資系証券による格下げもあって利食い優勢の展開となったが、新日鉄などは後場半ばにはプラスに転じている。また、格下げが相次いでいる銀行の一角が出直りをみせていたほか、JR3社やJT、NTTなどが終日堅調な展開となり、日経平均を下支えしている。電力株は売り買い交錯ながら全体的には堅調、不動産株はレオパレスが急落した他はほぼ全面高となっている。 内需中心の流れが強まってきているが、週末のG7での円安修正の流れと翌週の10-12月GDP発表を控えているため、この内需主導の展開は続きそうである。 また、大手行のアナリスト格下げが相次いでいるが、GDPでの内容次第では利上げ観測が浮上する可能性は残っており、ここからのショートポジションはきつそうだ。 一方、鉄鋼、造船、海運などは全体的には利食い優勢ながらトレンドは維持しているため、日経平均の下げをみてショートに傾けるのも禁物であろう。引き続き、過熱感があるものの内需中心と考え、新興市場など底堅さが目立ち始めている中小型株への短期値幅取り狙いといったところ。 なお、日経平均については下値メドとされる基準線レベルで下げ止まっている。 遅行スパンも過去の実線を上から下に割り込む、下方転換シグナル発生の手前で辛うじて踏み止まっている状況。テクニカル的には調整ムードが高まっているが、ショートとするなら現時点で弱い動きをみせている国際優良株やハイテクの戻り売りと考え、強い動きをみせている内需系へのショートポジションは見送りと考える。 (的確な見方ですね) 朝の外資系証券の注文状況は、売り5190万株、買い5740万株、差し引き550万株の買い越し 前場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は新日鉄51万株、住金19万株、NTTドコモ3330株、三井住友FG1320株、みずほFG730株。 一方、買い越しは冶金工161万株、双日54万株、NIS45万株、トヨタ21万株、カゴメ20万株、日産自18万株、住友商15万株、SUMCO14万株、アサヒ12万株、ヤフー2660株、SBI1540株など。 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は、双日81万株、新日鉄62万株、石川島23万株、東電11万株、SBI1780株、インボイス1120株。 一方、買い越しでは、NIS22万株、NTTドコモ1万1690株、ヤフー770株、NTT750株など。 伊勢丹 145円安の2130円 内需関連で、今が買い時と思われるが、ドイツ証券の投資評の格下で、大幅安。 ドイツ証券が、投資判断を「中立→売り」目標株価を1950円→1850円に引き下げ。 レポートでは、株価は好調な売上を背景に堅調に推移しているが、「新10年ビジョン」上で10後の連結営業利益目標を500億円とする会社計画を概ね妥当とした時のPERは、既に10年後の利益を織り込んだ水準である19倍に達している。 また、08年3月期の最終利益は2ケタ減益が予想されるとしている。 アサヒビール 102円高の2015円 カゴメと資本・業務提携で大幅高。 また、決算で、06年12月期の期末配当を従来計画の8.5円→10.5円に増額修正し、年間配当を19円とさいている。しかし、06年12月期の連結経常利益は前々期比1.5%減の901億円、07年12月期は前期比3.2%増の930億円を見込んでいる。 (この減益は、九州の飲酒事故の後遺症ですかね?) キヤノン 110円安の6120円 イーストマン・コダックより、家庭用インクジェット・プリンター市場に参入すると発表があり、競争環境の激化につながるとの懸念から利益確定の売りが出ている。 因みに、インクカートリッジの価格は、キヤノンなど競合他社の製品に比べ、1枚当たりの印字コストは半分としている。 (消耗品のインクカートリッジは、キヤノン・エプソンのドル箱です、それが価格競争で、デフレ懸念ですか?、今が、買い時の感じもしますが・・・・) 東レ 26円安の869円 決算が悪く失望売り。 通期の連結経常利益は、原燃料価格の高止まりや薄型パネルの急激な価格下落の影響で収益が伸び悩み、前期比13%増の990億円と従来予想を20億円下回る見通しを発表している。(見通しが甘いとトコトン売られます^^;) 任天堂 450円安の32450円 神話が、崩れ5日間連続安。 市場では「海外の機関投資家や個人を中心とした利益確定売りが続ているが、25日移動平均の水準まで下げたことで調整一巡感が出てきた」との見方がある。 業績には為替の影響が大きいので、G7の議後も現在の1ドル=120円前後の水準なら「今後大きく売り込まれることはなく、当面は25日移動平均に沿った展開か」との声もある。
by mytam
| 2007-02-08 07:36
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