懸念していた魔の水曜日、今月は逆で、先物主導で堅調な動き、また、実需の買いも出てきたと言われ、市場では、SQ算出での大きな相場変動にはつながらないとの見方も。
(昨日のEU市場の下落とNYダウの首吊り足を見て、ストーンと下落と期待してましたが^^;、今晩のEU市場も弱い動き、SQが、すんなりと17700円の攻防とは考え難いが?) GS証券の、キャシー・松井女氏も方針を変え、 5月は保守的な会社業績予想、資金フローの鈍化、リターンが低迷しがちな季節性、が市場の上値を抑える可能性が高いが、世界的に良好なマクロ環境が持続するとの見通しから、運輸、エネルギー/化学、鉄鋼/非鉄、商社などの世界景気敏感セクターのウエートを引き上げた。一方、自動車、保険、精密機器、医薬品/ヘルスケアはウエートを引き下げる。とし、見通しが違っていたと述べ、景気敏感セクターへGOと。 東証1部出来高上位 1.住金 <5405> 672円(+ 38円)144,053千株 2.新日鉄 <5401> 880円(+ 23円)116,514千株 3.三菱重 <7011> 759円(+ 12円) 48,607千株 4.三井造 <7003> 600円(+ 49円) 48,203千株 5.双日 <2768> 512円(+ 31円) 46,996千株 (因みに、トヨタは下落^^;、リバランスの結果ですね。) eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:23%(前日比-4%)5月8日 新規買い指数** :56%(前日比+7%) 任天堂CALL、住友金属鉱山CALLの売買活発。 フィスコの村瀬氏は、ロングが溜まりやすくなる心理状態に 日経平均は上昇。NY市場はFOMCを見極めたい流れから膠着、シカゴ先物は大証比75円安。これを受けて利食いスタートであったが、17600円を割り込むことなく、その後は狭いレンジでの膠着を強めていたが、後場に入り前場の高値を突破すると、先物市場での断続的な買いに加え、商社、鉄鋼、非鉄、海運、造船などが軒並み値を上げ。 日経平均のボックス上限、TOPIXは直近戻り高値レベル接近で上値は抑えられたが、伊藤忠が上場来高値、住金が年初来高値を更新、川崎汽船の決算がポジティブに評価されて海運株が急伸し、先高観は相当強まってきている。 出遅れていたTOPIXはようやく4/11の戻り高値を突破し、一目均衡表の雲上限を終値で突破。ただ、3月の価格帯である1747P辺りを確実に突破できないとテクニカルリバウンドの域は脱せない状況。 また、大手銀行株がリバウンドをみせているが、テクニカルの範囲内とみるならば本日がピークで、明日以降の動向が注目されることになる。 また、商社、鉄鋼、非鉄、海運、造船など好業績・割安セクターが相場を主導しているが、後場から大引けにかけての買い方をみると中小型株を手掛けていた投資家などもようやく大型株にシフトを試みた感はある。 基本的な流れとしては引き続き物色されるとみているが、ロングが溜まりやすくなる心理状態になってきているため、需給面を警戒しておくことも必要。 朝の外資系証券の注文状況は、売り3710万株、買い3650万株、差し引き60万株の売り越し。 前場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄はNIS50万株、日産自33万株、トヨタ28万株、コマツ20万株、ヤフー1800株、NTTドコモ1530株、みずほFG1470株、りそなHD790株、三井住友FG760株。 一方、買い越しでは新日鉄47万株、オリックス1370株、SBI940株、三菱UFJ230株など。 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は出光興産40万株。 一方、主な買越銘柄は川崎汽132万株、住金78万株、新日鉄36万株、PGGIH870株、NTTドコモ230株、みずほFG200株など。 トヨタ 40円安の7200円 GSのメールの力か、軟調な動きで、一時7120円まで下落。来期の見通しが、為替レートを保守的に設定し、国内外で新車販売が鈍化傾向にあるため、利益の伸びは鈍るとの見方があり、その警戒感で売られているとの説も。 市場では「今期の鈍化はある程度織り込み済みだが、ひとまずは嫌気される可能性は高く、投資家の資金が鉄鋼や非鉄金属、海運など一部の好業績銘柄にシフトしているようだ」との見方も。 その見通しは、前年比0.5%増の2兆2500億円となり、ロイターエスティメーツがまとめた主要アナリスト22人による事前予測値2兆4911億円を下回った。 事前にトヨタの決算が相場全般の方向性を決めるとの思惑が台頭していたことから、慎重な予想が出た場合の相場への打撃を懸念する声もあったが、わずかながらも増益基調を維持したことで「トヨタ・ショック」にはいたらず、株式市場全体に対して中立材料になるとの見方が広がっている。 また、市場では、トヨタの見通しについて「為替の想定レンジが、ドル/円で115円、ユーロ/円で150円であることが示すように、上方修正の余地を残す保守的な内容と感じさせる見通しであるため、大きく売られることはない」との観測も。 (証券業界もトヨタ・ショック打消しに躍起ですね。) ソフトバンク 85円安の2615円 最高益更新の決算発表後、投資評価で下落。 株式新聞社では、8日に発表した前07年3月期連結決算は営業利益で前々期比4.3倍の2710億円を計上。2期連続で過去最高益を更新したが、サプライズなく売り優勢となっている。 各証券リポートでは投資判断を継続し。野村証券やM・S証券、GS証券などが「中立」を継続、メリルリンチ日本証券が「売り」、三菱UFJ証券は「4」を継続。 UBS証券では、移動体通信事業の実質的な利益貢献は未だ不透明などとしており、投資判断を「中立」→「売り」に格下げ、目標株価を2350円に設定。 住友重機械 36円高の1307円 好決算をうけ↑、今の強気セクターの造船業・建機銘柄での上昇も。 日本スピンドル製造を株式交換で完全子会社化してと、発表したため、M&Aブームの影響か、1500万株と普段の一週間部の出来高で、高値更新。 ロウソク足は、窓を空け上ひげ大の陽線、75日線と25日線がGXと先高感はあるが、25日線との乖離率が大きいので、押し目買いは?。 住友金属鉱山 220円高の2930円 時流で、株価爆発状態。今期業績見通しは堅調な商品市況の影響からも、増額修正必至との見方から節目の3000円が射程圏に。 市場では、今期連結ベースの予想株価収益率も13倍程度と依然低い水準にあり、値ごろ感や上方修正期待を考慮すると株価の上値余地は大きい。といった見方がある。 フィスコでは、連日の最高値更新。好業績銘柄を物色する流れが続いている。連日の上昇なだけに警戒感も燻っているが、PERは12倍と割高感はなく、投資家はロングポジションをどこまで引っ張れるかの、我慢比べの状況に。と解説。 トッキ 43円高の637円 有機EL関連株で、連日の大幅高 大量保有報告書で、メリルリンチ証券の保有株が10.39%から0.66%まで減少、以前引き受けた第三者割当増資と新株予約権により大量保有していたが、これにより殆ど売り尽くしたと言える状況となっている。 メリルリンチ証券の売り懸念があっただけに、安心感から物色された模様。 ただ、逆に、浮動株が増加しただけに相場崩れれば、一気に下落との思惑も。
by mytam
| 2007-05-10 07:36
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