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日経平均、18000円台。
上海市場の急落を経て、懸念されたNY市場、最高値更新し、強気が漲っている。
ただ、悪材料が多くあり、何時、相場が反転しても可笑しくなく、上昇トレンドが続く理由は,NY市場に押し寄せる、流動性マネーのみ。
 日経平均、NY市場の堅調さと、上海市場の下げ止まり感で、80円高の18053円と小幅上昇。ロウソク足は、陽小コマで、ボリンジャーバンドの+2δをオーバーしているので、強い上昇トレンド。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:29%(前日比+0%)6月4日
新規買い指数** :38%(前日比+1%)
任天堂CALL、大平洋金属CALLに加え新日鐵CALLの売買も増える。夜間にはWTIリンク債CALLの利食いも目立つ。

フィスコでの村瀬氏は、材料株物色は質の悪さではなく、物色意欲改善の表れ

 日経平均は続伸。米国市場が上海株急落の影響も限定的で強い動きをみせ、日経平均は18000円に乗せて始まっている。しかし、目先的な達成感などから膠着感を強める場面もみられたが、その後上海株が続落で始まったものの嫌気する動きにはつながらなかったことから押し目買い意欲が強まり、前日高値水準まで上げ幅を広げている。 しかし、昨日の高値レベルと2月末の急落で空けたマド上限が位置する18070円処では上値を抑えられ、後場に入ると一層膠着感を強めている。
 日経平均は高値レベルでのもみ合いとなったが、ボリンジャーバンドのプラス2σに沿ったトレンドであり、基調は悪くない。
 上値の重さよりも下値の堅さが意識されている状況であり、一段高で達成感および過熱感を高めるよりは、過熱させない程度の緩やかな上昇基調が期待される。
 そのほか、ソフトバンクが出直り基調をみせてきており、直近の戻り高値をクリアできるかが注目され、また、石油株の上昇が目立っていたが、原油相場の先高観は強く、物色意欲を強める可能性はありそうだ。
 一先ず週末のSQまでは仕手系色の強い材料株での値幅取りの動きが続くと考えられる。質の悪さを警戒する声も聞かれるが、個人投資家などの物色意欲が改善されてきている証拠としてポジティブに評価。 

 朝の外資系証券の注文状況は、売り5490万株、買い6430万株、差し引き940万株の買い越し

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は太平海148万株、新日鉄52万株、神戸鋼34万株、日産自21万株、双日16万株、デンソー15万株、木村化13万株。

 一方、主な売越銘柄は飛島建162万株、住金35万株、NIS32万株、不動テトラ21万株、NTTドコモ1250株

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はニイウスコー1130株、SBI610株。

 一方、主な売越銘柄は住金36万株、神戸鋼33万株、双日22万株、三菱商12万株、新日鉄12万株、みずほ信12万株、ポイント9610株、NTTドコモ4080株、インボイス2710株、ヤフー940株、りそなHD190株。

ファーストリテイリング 400円安の8900円 5月の国内ユニクロ事業の既存店売上高は前年比97.9%とマイナスの売上げで、これの嫌気売り。
 フィスコでは、大幅続落で25日線の攻防。5月末に突破した均衡表の雲上限を割り込んでいる。ユニクロの5月既存店売上高が前年同月比2.1%減少したことが嫌気された。5/1安値8040円から5月末に9470円までリバウンドをみせており、利益確定売りが出やすい。と。

積水ハウス 40円高の1811円 08年1月期第1四半期決算(2-4月)で、連結経常利益が前年同期比7.7倍の72.2億円に拡大し、これを材料に買われている。
 オフィスビル「赤坂ガーデンシティ」の残り3分の1を不動産投資信託に売却し、約100億円の売却益が発生したことが寄与している。
 ただ、親会社の積水化学工業が、株式を売却し、それを、名古屋証券取引所の「自己株式の立会外買付制度」により取得したと発表。

インターネット総研 1000円ST高の8650円。 株式交換でオリックスの完全子会社になると発表。同社1株に対しオリックス0.667株を割り当てるとしており、理論株価の2万1777円にサヤ寄せする値動き。
 東証は24日付で、ネット総研の上場廃止を決定していたが、上場廃止による信用低下は不可避と判断し、事業継続のためオリックスの支援を受けることを決めた模様。
 オリックスは情報インフラ効率化に同社の技術を活用し、金融とITの融合を急き、7月中に株式交換契約を締結する予定、9月に同社が開催する定時株主総会での承認を得て経営統合
by mytam | 2007-06-06 07:35
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