NY市場が、FRB議長のタカ派的な発言で、市場金利が上昇し、これに危機感を持った投資家が、利益確定に走ったため、一時は125ドル程度下落し、終値は、81ドル安の13595ドル。ただ、ISM非製造業指数が、市場予想より良く、昨晩は、インフレ懸念との判断で株価はマイナスしたが、実質的には、景気回復を示しているので、プラス方向に変わってくると思われる。
日経平均、NY市場の下落を受け、18001円からスタートし、終値は、13円安の18040円と小幅下落、ロウソク足は、上ヒゲ有りの小陽線で、踊り場をしめしている。 ただ、上値が18080円と膠着感があり、下値は、5日移動平均線に支えられた形で、SQを迎えることになったが、すんなりと18000円の攻防とは思えないが?。 (ドイツでサミットが開かれているが、環境問題での討議に嫌気を差し、EC市場株が続落気味、また、為替問題も懸念し、円高・ドル安傾向に動いている。) eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:31%(前日比+2%)6月5日 新規買い指数** :39%(前日比+1%) 任天堂CALL、ハンセンCALLの売買活発。 フィスコの村瀬氏は、セクター内での出遅れ、低位、仕手系色といった切り口で 日経平均は小幅下落。5日の米国市場は好調な景気指標を背景に長期金利が上昇しており、利益確定の流れが先行。 先物市場でもSQを控えてのロールオーバー中心の動きとなっており、膠着感の強い展開で、材料株物色が一段と強まっている。海運セクターをみても郵船、川船が利食いに、一方、太平海、共栄タンカー、第一汽船など、より仕手系色が強く低位の材料株に資金が集中。 週末SQを控え、指数自体は膠着を強めると考えられるほか、米国市場、上海市場などの動向を警戒する向きもある。 18000円レベルでの戻り待ちの売り圧力も警戒されているため、主力処は手掛けづらい。一先ずSQ通過まではセクター内での出遅れ、低位、仕手系色といった切り口で値幅取りの動きが強まろう。 また、セクターでは商社のほか、後場に入り非鉄株の強さが目立った。商社は出遅れていた丸紅が急騰し今後は1990年の最高値を目指すことになるほか、出遅れ感の強い鉄鋼商社などを物色する動きが出てきている。 非鉄株は住友鉱の5月高値突破が期待されるほか、DOWAの2月高値更新なども期待されそう。そのほか、機械株もコマツ、日製鋼が最高値を更新している。最高値からみた上値余地だと、タダノ、アマノ、アマダ辺りへの期待値が今後高まりそうだが。 (NY市場、今晩も調整のようで。) 朝の外資系証券の注文状況は、売り3610万株、買い4630万株、差し引き1020万株の買い越し 前場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は新日鉄327万株、住金58万株、JFE24万株、ソニー21万株、NIS16万株、ポイント1万40株、インボイス6510株、SBI440株、T&Gニーズ260株。 一方、主な買越銘柄は富士興144万株、住友炭131万株、不動テトラ40万株、双日14万株、NTTドコモ2150株、ニイウスコー1170株、みずほFG510株など。 後場寄り付き前の注文は、買い越しが太平海210万株、富士興108万株、双日30万株、ニイウスコー270株、みずほFG130株など。 一方、売り越しがグッドウィル2万4700株、SBI1910株、NTTドコモ730株、ヤフー430株など。 太平洋海運 80円高の484円 中小海運株、仕手化してザラ場寄らずのST高 昨日の日証金速報では株不足が減少していたが、先週末の信用売り残が1000万株以上となっており、潜在的な売り残が多い事から踏み上げの思惑が更に続いている状況。逆日歩は3日分で1.65円と先日よりは減少しており、崩れても不思議はないものの勢いは止まらない。 これが、売り禁止株の動きだとして、基本的な事だが仕手性強い小型株を安易に空売りするのは非常に危険だと改めて市場に知らしめた格好。 また、市場では、これだけ上げてしまうと売り禁前の水準まで下落するには信用期日の半年では難しいと見る向き多い。 東亜石油 48円高の278円 これも石油関連株として、仕手化し、一時はST高。 ただ、大型株なので空売り多く入ったとしても逆日歩が跳ね上がる訳でも無いだけに、基本的には相場続かないと見る向きが多い。 このため、売られST高にはなっていない。 グッドウィル 10000円安の71800円 厚労省が、連結子会社のコムスンの訪問介護事業所1600カ所について来年4月以降、事業指定の更新をしないよう都道府県に通達したと昼に報じられ、後場からST安。 逆に、コムスンの顧客が他社に流れるとの思惑から、他の介護事業を手掛ける企業の株が、後場から上がっている。 丸紅 83円高の976円 出遅れ商社株と中東での発電・淡水化事業に参入との事で、買われ大幅高。 商社株が買われる背景として、世界経済の拡大に伴い、大手商社は恩恵受けやすく中長期的な上値余地は大きいとの見方から
by mytam
| 2007-06-07 07:37
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