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実質GDP3.3%に修正。
日本経済、踊り場から成長への数値が、ハッキリと国内外に提示できた事は、プラス。ただ、日経平均は、後場から崩れ、両足均等陰線の迷い線となっている。
 NYダウの反発に対し、日経平均の弱い動きは、NYの反発が、4日間の下落の38%との黄金比率、このため次のトレンドに対し迷いが出たためと思われる。
 また、ファンダメンタル的には、商品市況の下落が、ネガチィブに反応し、鉄鋼・商社関連が弱い動きになっている。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:34%(前日比+3%)
新規買い指数** :59%(前日比+5%)
日経PUTの利食い売り、日経CALLの押し目買い目立つ。不動産株PUTの買い増える。

フィスコの村瀬氏は、短期的なポジション整理一巡も非鉄、鉄鋼などは手掛けづらく

 日経平均はリバウンドスタート。しかし、シカゴ清算値には届かず、その後は週SQ値17912円を挟んだ膠着相場。
 商品市況の下落が嫌気され、非鉄、鉄鋼、商社、造船などが次第に利益確定に押され、日経平均も幾度かSQ値を上回る場面をみせていたがこれを維持出来ず、上値の重さが嫌気されている。
 1-3月期GDPは年率3.3%成長に上方修正され、コンセンサス予想の3.1も上回り、金利先高観が高まり、銀行、保険セクターが比較的堅調な展開。
 ただ、寄り付き段階でNY市場の上昇に刺激されてロングに傾き上昇した反動も大きく、終日軟調ながら住友鉱、新日鉄などは後場寄り付き直後が安値となり、その後は膠着であることから短期的なポジション整理は一巡した感も。
 とは言え、本日の下落によってリバウンドをみせてきたとしても非鉄、鉄鋼、商社、造船などは手掛けづらくなったと考えられ、目先的には、銀行、保険セクターや内需系のほか、国際優良株など主力処へ買いが向かいやすいとみておきたい。
 
 朝の外資系証券の注文状況は、売り4210万株、買い3340万株、差し引き870万株の売り越し。

 寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はシャディ477万株、みずほ信107万株、日立造92万株、双日52万株、日産自40万株、住友炭29万株、ワタミ23万株、コマツ17万株、トヨタ12万株、ホンダ10万株、NTTドコモ3300株、みずほFG1780株、インボイス1690株、電通1430株、ヤフー910株、りそなHD590株。

 一方、売越銘柄で目立つのはNIS18万株、グッドウィル6万8000株、SBI430株

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は、シャディ765万株、Sサイエンス34万株、ネクシィーズ450株。

 一方売り越しでは、グッドウィル11万8410株、T&Gニーズ980株、NTTドコモ640株。

サイバーエージェント 4300円高の7万8000円 USB証券の投資判断変更で大幅高
 フィスコでは、買い気配から。UBSでは投資判断を新規に「Buy2」、目標株価を11万円としており、買い材料視されているようだ。既存事業のテコ入れが成功すれば、現在の評価が一変する可能性があると。時間をかけて「Ameba」のメディア価値を醸成しようとする現在の姿勢をポジティブに評価すべきとしている。と。

楽天 850円安の3910円 会社が、TBSとの妥協案提示報道を否定し、その失望売り
 11日午後、一部報道で5月20日に三木谷浩史社長が「自分を社外取締役としてTBSに迎え入れてくれれば、株を手放してもいい」と、妥協案を提示していたとされたことについて「そのような事実はない」との否定コメントを出した。
 また、証券業務の 金融庁から改善命令もネガチィブに反応し、年内最安値更新との見方もでている。

ソフトバンク 90円安の2755円 後場から見事な、モグラ叩きで続落し、終ってみれば、日足の陰線包みとの相場転換になっている。
 フィスコでは、雲上限で膠着。前日比変わらずレベルでの膠着が続いている。一目均衡表の先行スパン(雲)上限レベルであり、強弱感が対立している。また、先週利食いに押されていた海運株が軒並みリバウンドをみせており、短期資金がシフトしているようだ。(10:18時点のコメント、結果的には、その短期資金が焦げ付いた状態になっている。)
by mytam | 2007-06-12 07:33
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