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トリプルウィッチング後
ナスダック総合株価指数が、6年4カ月ぶり高値更新し、NYダウも前日比、85ドル高と堅調にロールオーバーが出来た模様。
 日銀の福井総裁の発言が、世界市場に与える影響は判りませんが、金融政策決定会議後の発言に慎重さが出、結果的に円は売られ、1ドル=123円台に突入。
 この所の長期金利上昇で、日銀の利上げは折込済みとのマスメディアの発言が多いが、未だに日経平均は、18300円台の回復はしてないので、懸念材料ですよね。
 また、行儀の悪い人たち(円キャリートレード)を一掃するとの強気な発言が、長期金利上昇前は出ていた(ボックス圏から上離れ時)が、米国長期金利が4.7%→5.2%に上昇時には、NYダウは、400ドル以上の下落を見せて、その思惑も急縮小。
 この所の日経平均、オーバーナイトしないと値幅が取れない形で2空。月曜、窓を上げ上昇時は、三空の叩き込みとなりますが、米国のトリプルウィッチング後の株価の堅調さを見ると売り難い。
 ただ、極端に一方向に動きた時は、反対方向へが鉄則ですね。全く出来ませんが^^;。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:29%(前日比-4%)6月14日
新規買い指数** :65%(前日比-1%)
ファナックCALLの売買急増。コマツCALL、住友鉱CALLの取引は引き続き活発。

フィスコの村瀬氏は、物色はこれまでの流れで良さそう

 14日のNY市場の上昇、シカゴ先物清算値の18000円乗せを受けて、日経平均は買い先行スタートし6月SQ値17912円と突破。
 その後は、高値レベルでの膠着が続き、先物市場では僅か20円と完全に膠着、しかし、後場に入ると日経平均は18000円を回復。その後は18000円を挟んだもみ合いが続いていた。
 為替の円安基調から国際優良株、ハイテク株なども堅調。昨日一斉高をみせていた新興市場の中小型株への物色も続いている。
 今週の日経平均は日中の値幅は狭く、個別でも買い先行で始まった後は高値圏でのもみ合いが続いていたため、価格よりも収益を取りづらい環境。
 押し目買い意欲は高まっていたが、積極的にポジションをオーバーナイトする流れは限定的であった。そのため需給はロングに傾いている訳ではなく、18000円回復で目先的な達成感が出るというよりは、6月SQ値のネックラインをクリアしたことで反対に2月高値の18300円を意識したスタンスが強まりそうである。
 また、原油相場、金利動向などから米国市場の不透明感は払拭されていないが、今週わかったことは、鉄鋼株が強いと全体の雰囲気も明るくなること、大きく押した処は積極的に拾うといったことである。
(冷静に中立視し売買し、サヤを取ることですね。)

 朝の外資系証券の注文状況は、売り3860万株、買い4510万株、差し引き650万株の買い越し。

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は神戸鋼91万株、新日鉄79万株、ホンダ29万株、NIS21万株、トヨタ19万株、キヤノン17万株、ダイキン16万株、第一三共14万株、ソニーとセブン&アイ、三菱商がそれぞれ11万株、デンソーが10万株。

 一方、主な売越銘柄はネクシィーズ1570株、SBI960株
 
 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はホンダ13万株、ソフトバンク10万株、ヤフー500株。

 一方、主な売越銘柄はT&Gニーズ1360株

ヤフー 1600円高の43350円 米アップルと音楽配信で提携で、大幅高。
一連の新興株買いと日本での音楽配信サービスで、朝一が、一番高。
 市場では、「ヤフーのサイト閲覧者を楽曲購入に誘導した場合の成功報酬にも期待でき、閲覧者の最も多いサイトとして異業種の企業からの評価が高く、今後も新たなビジネスを始める可能性が高い、4―6月期の業績が良ければ、株価は4万6700円を目指せるだろう」との見方も。

楽天 2100円高の43550円 一連の新興株高に連動し、3日連続陽線。
 市場では、長期的にみれば軟調で割安感が出ている。新興市場の主力株として組み入れている6月決算の海外ファンドなどが『お化粧買い』を入れている、との見方も
 
旭硝子 43円高の1642円 UBS証券が投資判断引き上げで、MACD陽転。
 引け後テクニカルチェックで、「5201 旭硝子」 日足MACD陽転
http://blog.mag2.com/m/log/0000162180/
これが、プロの視点でのMACD転換期ですね。さすが、東保氏。
 因みに、UBS証券が投資判断引き上げ理由は、「液晶パネルの平均サイズが拡大傾向にあり、需給バランスが改善している」との見方から。
by mytam | 2007-06-17 16:06
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