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相変わらずの重い動き。
米国の長期金利低下(5%以下)により、NYダウは、126ドル上昇し、CMEの日経225は、18270円と高値で終えているが、結果的に、日経平均は、3円高の1849円と重い動き。
 長期金利低下を受け、為替が円高に振れ122円台、このため日経平均は辛うじてプラス。今日は、EFTの利確日なので、その買い需要で強いと期待していましたが、・・・・。(EFTを発行している証券会社別に、利確日があり、2日と5日)

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:21%(前日比-1%)7月2日
新規買い指数** :71%(前日比-1%)
売買初日のアルセロール・ミタルCALL2種が初日からランキングトップとなる活況。三井物産CALL、日経CALLの売買も活発。

フィスコの村瀬氏は、仕手系色の強い材料株での幕間つなぎ

 週明けのNY市場が長期金利低下を受けて上昇、シカゴ225先物も18270円、これにサヤ寄せする格好から、ザラバベースでは6月25日以来の18200円を回復。
 ただ、18200円を回復したもののシカゴ先物には届かず、その後は18200円を挟んだ膠着相場が続き、独立記念日によるNY市場が休場を控え様子見に。
 日経平均は50円程度の狭いレンジ取引となっているため、値上がり率上位には材料株が集中。
 新興市場の中小型株へは超短期資金の回転売買が中心で、東証1、2部などの比較的数量商いが出来て、それほど極端に値動きが荒くなく、証券営業マンが顧客に勧めやすいとなると、こういった銘柄になりやすそうだ。
 今晩のNY市場は短縮取引であるため明日以降のオーダーは入りづらく、積極的に上値を追える地合いでもないため、本日のような仕手系色の強い材料株での幕間つなぎといったところ。指数連動でテクニカルリバウンドの域ながらソフトバンクの動向に注視。 

 朝の外資系証券の注文状況は、売り6860万株、買い5000万株、差し引き1860万株の売り越し。

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は新日鉄189万株、東芝54万株、トヨタ36万株、NIS29万株、コマツ23万株、日産自と木村化が21万株、東電19万株、住友電17万株、セブン&アイ15万株、キヤノン13万株、ホンダ12万株、ヤフー1240株、NTT1070株、SBI820株、三菱UFJ750株。

 一方売り越しでは、グッドウィル2290株、NTTドコモ2220株。

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はソフトバンク31万株、ホンダ14万株、グッドウィル2710株。

ソフトバンク 75円高の2745円 6月の携帯電話契約純増数を期待し、大幅高。
 フィスコでは、テクニカル的に25日線捉え、リバウンドの動きを強めてきており、一目均衡表の遅行スパンによる下方転換シグナル発生拒否。雲上限の2800円レベル意識。また、ファンドメンタル的には、今週末に発表される携帯電話の加入者状況に対する期待感が先行し、みずほでは、6月の携帯電話契約純増数はソフトバンクモバイルが19万件前後、KDDIが17万件前後、ドコモが8万件前後と推測している。2ヶ月連続での加入者純増数トップが意識される格好に。
 メルリンチ証券では、ドコモ2位、KDDI3位と予測し、その結果的にKDDIは、売られ、23000円安の883000円。

ユニー 49円安の1411円 07年3―5月期連結業績で、経常利益が前年同期比17%減の67億円と発表、その嫌気売り。
 減益要因は、子会社の苦戦(呉服専門店のさが美やコンビニのサークルKSなど)で、本業の総合スーパー事業は利益率の改善で増益。
また、08年2月期通期予想は4月10日時点の予想を据え置いている。
 このためアナリストの取り方は、マチマチで、M・S証券の清水氏は「総合スーパー事業の回復基調に加え、リストラ中のサークルKSも成長こそ鈍化しているが安定的なキャッシュフローは期待できる」と指摘。

ファーストリテイリング 180円高の8910円 ユニクロ事業6月は1.3%減と報ぜられたが、何故か?株価上昇。
 昨年好調に推移したクールビズ関連商品の需要が伸び悩んだことなどが要因。
ただ、直営店計の売上高は前年比5.9%増、ダイレクト販売を含む売上高は同6.5%増となっている。

大和証券・G 49円高の1352円 GS証券の投資判断引き上げで、大幅高。
投資判断を「売り」→「中立」に引き上げ、目標株価は1200円、また野村・Hに対するバリュエーションのプレミアムが解消されたことなどを引き上げの要因。
 
 因みに、GS証券、証券業界の投資判断変更。
マネックス・HD<8698.T>――新規で「売り推奨」、目標株価7万2500円
イー・トレード証券<8701.Q>――新規で、「中立」、目標株価15万2000円
大和証券・G<8601.T>――「売り推奨」→「中立」、目標株価1200円継続
日興コーディアル・G<8603.T>―「買い推奨」→「中立」、目標株価1700円→1500円
野村・HD<8604.T>――「買い推奨」→「中立」、目標株価2600円→2300円
松井証券<8628.T>――「売り推奨」→「中立」、目標株価840円→1140円
カブドットコム証券<8703.T>――「買い推奨」継続、目標株価21万4千円→22万円
信越化学工業<4063.T>――「中立」継続、目標株価9500円→1万500円
日本電気硝子<5214.T>――「買い推奨」継続、目標株価2400円→2450円
アルバック<6728.T>――強い「買い推奨」継続、目標株価4500円→5200円
スター精密<7718.T>――強い「買い推奨」継続、目標株価3200円→3900円
by mytam | 2007-07-04 07:32
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