ついに大台を付けたNYダウ、まだ先高感が強く、弱気見通しのアナリストでさえ、14500ドルは越すとコメントを出し、強き一色の模様。
理由としては、企業業績の上ブレ期待で、4月ー6月期は5~6%の増益率、計算上NYダウのPER値は、16倍との数値。 前回、節目の13000ドルを越し時のNYダウ平均PER値は16倍と、数値の変動はない。 結果的に日経平均が、足ふみ状態(41円高の18157円)であるのは、PERが20倍強と高いためで、また、買われている銘柄(外人)は、基本的に増益見通しの低PER銘柄(商社・鉄鋼・海運)。 その中、流れに逆らって目移りするのは、年内安値更新中の楽天・KDDI・イオンなので、イオンは、割引券目当てもありますが。^^; ネット系は、グーグルの増益率が低下(人員を増加)として、思惑はずれの失望売りでの連れ安。その中、GS証券は、携帯系ネットサーピスのインデックス・HDの目標株価を54000円→34000円に引き下げ。(川に落ちた犬を棒で叩く感じ。) eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:18%(前日比-3%)7月19日 新規買い指数** :67%(前日比-3%) 鉄鋼株CALL、資源株CALL、商社株CALLが活況。 フィスコの村瀬氏は、鉄鋼、造船、非鉄、機械、商社などへの物色は衰えず 米国市場ではダウ、ナスダックともに前日下落分を吸収し高値を更新、買い安心感につながっているが、日経平均、後場も50円程度の狭い値動きとなり、全体としては膠着感を強めていた。 しかし、新日鉄など鉄鋼、造船、非鉄、機械、商社などへの物色は衰えず、先高観を強める展開で、東証1部の売買高は6月8日のSQ時以来の水準に。 ただ、29日には参院選を控えていることから週末にかけてはポジションをニュートラルにする動きもでて、日経平均は膠着から場合によっては上昇トレンドの下限レベルを割り込む場面も。 しかし、新日鉄を中心とした鉄鋼、三菱重などの造船、住友鉱山など非鉄や、商社、機械株などは日経平均が膠着となったとしても、二極化から強い銘柄の上昇ピッチは一段と強まると考えられ、これら銘柄は押し目買いスタンスというよりは、上値を買っていくトレードとなる可能性も。 特に新日鉄の上昇インパクトは値がさ株が指数に与える影響というより、市場全体の心理面に与える影響が大きいため、先高観を強める一因になろう。 米国系証券は買い越し、欧州系証券は小幅買い越し朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り5070万株、買い6180万株、差し引き1110万株の買い越しと。 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は新日鉄723万株、住金125万株、コマツ43万株、ホンダ26万株、明治海15万株、東電と双日がともに13万株、JFE11万株、野村10万株、NTTドコモ3140株、クボテック2100株、みずほFG770株、三菱UFJ270株、ヤフー200株。 一方、売り越しが目立ったのはNIS33万株、ソニー13万株、ソフトバンク10万株、グッドウィル3140株、SBI1650株、インボイス450株など 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は神戸鋼34万株、三井造28万株、住金24万株、三菱重18万株、日立造17万株、川重13万株、ヤフー880株、SBI210株。 一方、売り越しではNIS15万株、NTTドコモ2010株、日本駐車場690株、グッドウィル610株。 KDDI 5万5000円安の85万3000円 携帯電話「au」の基本料金を50%割り引く制度を導入すると発表し、その嫌気売りで、大幅安。 この50%引きでの影響は、「07年度の業績には200億円程度の影響があるものの、今期の見通しにはすでに織り込んでいる」とKDDIは、発表しているが、 市場では、「ソフトバンクがすでに追随値下げを発表しており、価格競争は激化しかねない。NTTドコモを加えた3社合計の純増数も頭打ちになっており、今後は、法人市場の開拓が重要になるが、法人で純増数がどの程度回復するかが株価の鍵を握る」と懸念を示している。 ソフトバンク 75円安の2665円 KDDIに対抗し、一部料金を値下げを発表し、その嫌気売りで下落。 昨年10月、独自の料金プランとともにNTTドコモの料金プランをベースにした「ブループラン」とKDDIのプランをベースにした「オレンジプラン」を導入。ドコモとKDDIが値下げをした場合、24時間以内に対抗値下げすると発表していた。 今回のは、KDDIの料金プランをベースにした「オレンジプラン」の加入者が対象となり、1年目から基本料金が半額になる新割引きプランを9月1日から導入とのこと。(一番株価に悪影響を与えるのは、SBと思うが) 日本電産 290円高の7320円 窓を開け、陽線で雲入りで、トリプルクロス期待も。 フィスコでは、米国で発表されているシーゲートの決算内容が刺激材料にもなっている模様。前第4四半期売上高、並びに、今第1四半期売上高見通しはともに市場コンセンサスを上回るものとなっており、HDD市場に対する警戒感が後退の格好へと。 日本碍子 70円高の3310円 欧州関連銘柄が高く、上場来の高値を更新。ただ、株単位が、1000株で、300万円以上の資金が要る。 市場では「年内になお2度の利上げ観測もあるユーロに対して円が売られやすい地合いはしばらく変わらない」といった見方が多く、これが欧州向け売上の多い企業の収益をさらに押し上げると期待する投資家が増えている。 また、東証が発表した6月の海外投資家地域別売買状況によると、金額ベース、株数ベースともに欧州の買い越しが目立ち、買い越し額は前月比3824億円増の6191億円だった。 中東やロシアなど資源価格の高騰に裏打ちされた資金も含め、「欧州経由の投資資金は資源関連銘柄のほかに円安メリット株にも買いを入れてきているようだ」との見方も。銘柄として、コニカミノルタ・HD<4902> 、日本ガイシ <5333> 、ブラザー工業 <6448> 、日立工機 <6581> 、マキタ <6586> 、ニコン <7731> 、アシックス <7936> 、任天堂 <7974> 、竹内製作所(JQ) <6432> など。
by mytam
| 2007-07-21 12:42
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