株式の方は、テクニカル的に見れば、押し目買いの形を示しているが、IHI(石川播磨重工)の大幅な赤字、会計監査への不安があり、不正経理問題へ発展したら、第二の日興コーディアルになってしまうので、来月早々、重荷を背負ってスタートし、週末には、例の米国の雇用統計が発表され、重苦しい展開になる恐れも。
(日足の一目均衡表とMACDを見る限り、強気トレンドですが) 為替の方は、円の独歩安から、ドル・円の相互安となり、資源保有国通貨に対し、円・ドルは安くなり、当面はこの流れの続き。 (為替動向も、インフレ懸念を示しているので、米国がどのように強いドルを復活されるかが焦点となるが、金融業界のクレジット損失は、FF金利の利下げで補填するしか方法がなく、また、その政策が遅れるとファンダメンタルに悪影響を与え、更なる金融収縮を起こしてしまうので、難しい舵取り。 ただ、言えるのは、豪ドル・ランド・ユーロは強く、円・米ドルは安いとの流れが、サブプライムローン問題と言う文言が、紙面に載る間は続くと思う。) ロイターでは、9月米ISM製造業景況指数(1日)や9月米雇用統計(5日)の重要経済指標が予想通り改善すれば、円を除く主要通貨に対し弱含みだったドルが底堅い値動き。 予想レンジはドル・円が114.00─117.00円。 9月米ISM製造業景気指数 予想 52.6 (前回 52.9) 9月米雇用統計は、「市場では10万人増に回復する予想になっている」 来週の東京株式市場は、下値固めの展開。 日経平均は米国の利下げをきっかけに急ピッチの上昇をみせたが、短期的には過熱感も出ている。期末のドレッシングなど需給面の特殊要因もはがれ、いつ一服してもおかしくない状況。 日経平均株価の予想レンジは、1万6500円─1万7100円。 日経新聞の市場アウトルックでの 為替動向は、一進一退で、米国経済の減速懸念でドルは売られやすい一方で、金融市場がやや落ち着いていることから、低金利の円を売る動きも。 予想レンジは113円~117円の小幅な変動予想が多い。 JP・M・C銀行の棚瀬氏は 円相場は引継ぎレンジ内の動きか?。ただ、このところドル安が急ピッチで進んだため、米国雇用統計などがよければ、ドルが買い戻される可能性も。 株式の方も、日米の経済指標をにらみ、一進一退の展開で、指標次第では値動きの荒い展開も。 先週後半に、海外勢から9月末時点の株価水準の引き上げを狙った、”お化粧買い”が入ったとの観測もあり、この分が剥げ落ちることで、株価が弱含むとの見方も。 ユナイテッド投信の高塚氏は 米国経済指標が焦点。底固いとされる企業収益や個人の高額消費への不安が広がれば、日米の株価が再び下値を模索する可能性が出てくると。 最後にテクニカル的には、上げ基調なのに、アナリストたちのコメントが、慎重なのは、 サブプライム問題発生後、アメリカでは住宅着工が大幅減少し、不動産価格の下落や雇用の悪化等が伝えられていますが、FRBの大幅金利引下げにより、株価は堅調で市場最高値を窺う動きで、銀行破たんが伝えられたイギリスでも、FT100は高値に迫っています。 不動産バブルの崩壊、ファンダメンタルズの悪化にもかかわらず、金利引下げが全てを押し切って、何事もなかったような金融市場の動きで、このまま株価は上昇し、全てが丸く収まるのか、興味深く見守っています。と。 by 週刊全日本株式投資選手権の伊藤氏
by mytam
| 2007-09-30 14:40
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