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瀬戸際ですかね?
閉めの20日目前で、モルガン・スタンレーの中国のウエイト引き下げ、仕掛けしか言い様がない。結果的に、バルチック海運指数の下げを併せ、上げていた海運株・造船・商社株が大幅安に。
 フランクリン・テンプルトンの新興国の成長力を期待しての株価復活戦略、早くも崩れて様ですね。
(投資家としては、新興国の株式そのものに投資する手段もあるが、「中国株などはPERが高水準になっているほか流動性が必ずしも高くないため、新興国関連の日本株に遠からず見直し買いが入る」 by フランクリンの大原氏)

 今日の下落を市場では、「今週22日からの感謝祭休暇を前に、米国の投資家が手仕舞い売りを進め、また、決算期末を控えた外国人投資家が、鉄鋼や商社、機械などに利益確定売り」との観測も。
 陰の唐傘、陰のトンカチのパターンは、11月12日の600円余りの下落を演じているので、要注意。逆に、この底固さは、サイコロジカルラインの8・33%、オンリーかな?
(今さらショートポジションは、取り難く、損きりのみです^^;)

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:61%(前日比+2%)11月16日
新規買い指数** :37%(前日比+1%)
前場はハンセンCALLの買いが目立つが、後場からは売りも増える。国内個別株PUTの取引目立つ。

フィスコの村瀬氏は、中国関連(資源関連)下落は心理的影響が比べものにならない状況

 金融不安が高まる中、週末の米国市場が強い動きをみせていたこともあり、やや警戒感が後退し、日柄的にもヘッジファンドによる換金売りが一巡するとみられており、売り圧力低下を意識した見直し買いが優勢。
 ただ、日経平均は一時15302.76円まで上げ幅を広げたが、5日線レベルや8月17日安値水準など短期的な上値抵抗線レベルで上値を抑えられ、後場に入るとハンセン指数の弱い動きもあってか下げに転じてのスタートとなり、モルガンなどによる中国のウエイト引き下げが伝えられると、海運、商社、鉄鋼、非鉄金属、機械など中国関連とされる銘柄が一段安。

 これにより再び日経平均は15000円割れが意識されたほか、新興市場など中小型株への見切売りにもつながっている。結局、日経平均は15000円割れは回避したものの、ほぼ安値引けとなっており、下振れ警戒ムードが強い。
 
 中国関連、いわゆる資源セクターが底打ちから本格的な反転をみせてこれないと、下値不安の相場展開が続くとみられ、しばらくは資源セクターの動向に注視する必要はあろう。
 それまでは買い戻しの流れを想定した金融セクターなど売り込まれていた銘柄や信用需給などを手掛かりとした個別対応での短期的な値幅取りとなりそうである。

 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り3900万株、買い1870万株、差し引き2030万株の売り越し(リバランスで、厳しい売り越し)

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は金商767万株、三菱UFJ43万株、ヤフー1530株、りそなHD630株。

 一方、主な売越銘柄は三井松島59万株、IHI24万株、ソフトブレン750株、NTT580株。

 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は新日鉄40万株、三菱自22万株、双日11万株、インボイス1220株、りそなHD350株、三井住友FG340株、ヤフー270株、みずほFG120株。

 一方、買越銘柄は金商1277万株、三菱UFJ11万株。

ソフトバンク 115円安の2395円 後場後半から先物を売り崩しのために、売り仕掛けとの声も。
 フィスコでは、支持線レベルでの攻防。下値支持線として意識される2440円レベルでの攻防となっている。資源関連中心で相場全体に売り仕掛け的な動きが出ており、これに伴うインデックス売りの影響などもあるようだと、解説。
 RSIでは、11月の高値(2800円前後)、完璧な売りでしたね。

三菱重工 24円安の498円 防衛省がらみと、疑惑で、矛先が、何時向くかも知れないとの思惑から続落。
 また、新聞で、防衛省は航空自衛隊のF2支援戦闘機の事故に関し「点検整備を請け負った三菱重に損害賠償請求する方針を固めた」との記事で、嫌気売り続出。
(原発関連の思惑で買われ、三尊形状を作ってますね。一度は、620円前後まで上がると思いますが・・・) 
by mytam | 2007-11-20 07:39
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