人気ブログランキング | 話題のタグを見る
サプライズか?
単なる相場のアヤか?解りませんが、日経平均、後場から反転し169円高の15211円と上昇。
 19日と期閉め最終前日に、GS証券が米国でシチィ銀行の投資判断を中立→売りに格下げしたため、サブプライムローン問題が企業に与える悪影響が、現実問題として浮上し、GMが子会社のローン問題と重なり、叩き売られ8.5%と下落。
 これにより、他のグローバル企業に対しても影響を与えるとの思惑が浮上し、一気に投資マインドが低下し、NYダウは、13000ドルの大台から反落し、218ドル安の12958ドル。
 この流れで、日経平均もCMEの14780円に鞘よせし、一時は、14751円まで下落。

 結果的に後場から反転した訳ですが、期締めに対しMSもGSもマイナス志向の仕掛けをしたわけで、余りにもミエミニのショートポジジョンのクローズに対し、GLOBEX先物が反発し、それに併せ、15000円以下のショートに対するポジション解消買いが入り、後場からの反発となった模様。
 ただ、上昇時の節目毎に取引が膨れ、また、今日に外資系銀行のM&Aや提携話があったので、どこかが協調して仕掛けたのかも知れません。
 
 兎も角、ロウソク足は、陽線包み、下落相場からの反転シグナル????。
5日線に乗ったら、鬱憤晴らしで、ミニを10枚ぐらい買おうかとも思ってます。
(ただ、サブプライムローン問題で、名を馳せた英中堅銀行ノーザン・ロック銀行、今日1日で41%超下落し、取引が停止中。世の中、甘くは無いですね^^;)

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:56%(前日比-5%)(11月19日)
新規買い指数** :33%(前日比-4%)
日中はハンセンCALL、ペトロチャイナCALL、任天堂CALLの買い多い。夜間は米国株下落を受け、日経PUTの買い増える。

フィスコの村瀬氏は、ショートに傾きやすい環境、押し目買い。

 GSによるシティの投資判断引き下げなど、サブプライム不安拡大によるNY市場の下落影響を受けて、日経平均はシカゴ225先物にサヤ寄せする格好からあっさり15000円を割り込んで始まった。
 しかし、警戒されていた先物主導での売り仕掛け的な動きはみられず、底堅さが意識され出すと先物主導でショートカバーの動きをみせている。
 今晩のFOMC議事録・経済見通しでのポジティブな材料が出されるのでは?との観測もあり、日経平均は15000円を回復。
 ただ、日経平均も15000円からの200円上昇部分はショートカバーによるところが大きいとみられるため、今晩のFOMC議事録・経済見通しが注目されるところ。思惑通りにポジティブな材料が出されれば一先ず底打ち感が台頭することにつながり、リバウンド余地を探る展開が期待される。
 逆に、材料が不発となると再び15000円処での下振れを意識した不安定な展開となりそうである。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り7030万株、買い2010万株、差し引き5020万株の売り越し。

 寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は新日鉄205万株、住金189万株、三菱UFJ171万株、三菱自168万株、日立造100万株、双日97万株、長谷工85万株、トヨタ39万株、コマツ35万株、三菱商32万株、ホンダ28万株、ソフトバンクと住友商がそれぞれ26万株、不動テトラ21万株、キヤノン18万株、日産自17万株、ソニー14万株、野村10万株、SBI5370株、NTTドコモ3540株、グッドウィル3180株、インボイス2660株、みずほFG1880株、ヤフー610株。

 一方、買越銘柄で目立つのは加ト吉1298万株。

 後場寄り付き前の大口成り行き注文で、主な売越銘柄は三菱UFJ8万株。

一方、買越銘柄は加ト吉2335万株、日産自9万株、ソフトバンク8万株、住友商とパイオニアがそれぞれ6万株。

佐世保重工業 20円高の645円 テクニカル的にダブルボトム完成と見方から、前場二574円まで下落し、底から645円までと、71円の上げを見せている。
 思惑的には、好業績なので高値水準まで戻していける銘柄だと見る市場筋は多い。

SUMCO 70円安の3570円 これも、GS証券の仕掛けで大幅安。
投資判断を「強い買い推奨リスト」→「買い推奨」に格下げし、目標株価は7000円→6000円に引き下げた。
リポートでは、「米国の景気後退が明らかになるなど、マクロ経済の減速感が強まっている。また、電子材料に対する投資家のセンチメントは弱く、ウエハーに関しては短期的に材料が見当たらない」などしている。

新生銀行 34円高の398円 投資グループによるTOBにて、大幅高。将来的には、JP・Mに買収されるのかな?
買い付け価格は1株425円とし、TOB期間は22日から08年1月10日までで、買い付け上限は発行済み普通株式数の22.7%。
TOBの成立と当局の承認を条件として、同行はJCフラワーズに総額500億円の第三者割当増資を実施する予定。
by mytam | 2007-11-21 07:56
<< これが現実ですね。 瀬戸際ですかね? >>