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切り返したけど・・・。
実感としては、弱いね。朝方から、昼にかけての弱さは、GS証券が昨日、来年の見通しを発表し、その内容が悪い。この為かなと思っていましたが。
 
 08年もマクロ環境の悪化、依然として厳しい需給といった逆風が予想される。
 年前半は世界経済の先行き不透明感と投資家のリスク回避姿勢が相場の圧迫要因となる可能性があるが、後半にはマクロ環境の安定化と2008年度の増益持続が確認され、相場は回復に向かおう。2008年末のTOPIX目標水準を1,650に設定する(日経平均は1万7,000円)。と低レベルの見通し。 これには、ガックリ。

 兎も角、後場から切り返し、日経平均、5日移動平均線も上向きで、25日移動平均線とゴールデンクロス。RSI値も62%と上基調のトレンド継続。
 市場では、為替相場が1ドル=110円台に戻った点と、アジア株が堅調に推移したため、後場からのショートカバーにつながった見られている。
 まぁ、1時前のギャップアップを取れた人は、ラッキーでしたね。と言うより、先物で日中トレードしている人は、取らなければ行けない形と少し悔やんでいます。
(中々、ロングで日中、200円幅を取る機会は少ない。逆に、ショートにそれだけ傾いた結果ですね。)

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:43%(前日比+3%)12月4日
新規買い指数** :32%(前日比-2%)
ハンセン指数堅調でCALLの売買活発。外貨安(PUT)型の利食い売り活発。

フィスコの村瀬氏は、上値追いづらくともカバーを狙った押し目買いスタイルは有効

 4日の米国市場ではサブプライム懸念が燻り、NYダウ、ナスダックともに下落していたこともあり、利食い優勢の展開からのスタート。
 ただ、一時15400円を下回る場面もみられたが下に大きく売り込む流れにもならず、15400円を挟んだ狭いレンジ取引が続いていた。 
 しかし、後場に入ると英住宅金融大手ノーザンロックが、2月までに国有化される可能性があると一部報じられ、これが悪材料出尽くしにつながり売り方の買い戻しを誘う格好。
 ショートカバーの動きが強まったとは言え、再び25日線レベルを捉えてきており、リバウンド基調が強まる可能性も。
 引き続き積極的にはポジションをロングに傾けづらい一方、ショートに傾きやすい需給であるため、カバーを狙った押し目買いスタイルは有効。
 ただ、物色としては資源関連の戻りが鈍く、このセクターについてはリバウンド狙いの押し目買い意識も低下しているように感じられる。
 そのため、ネット関連など中小型株や小売セクターなどに絞られてきている。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り4620万株、買い2960万株、差し引き1660万株の売り越し。

 前場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は、新日鉄85万株、双日33万株、日産自24万株、新井組18万株、キヤノン13万株、アステラス11万株、SBI2830株、インボイス1940株、NTTドコモ920株、りそなHD650株、NTT190株。

 一方で主な買越銘柄は、三菱UFJ85万株、野村14万株、ヤフー1980株、JT370株

 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄はSBI260株。

 一方、買い越しでは、日立32万株、三菱UFJ11万株、ヤフー1720株、みずほFG770株、インボイス690株、NTTドコモ260株、三井住友FG210株、NTT170株。

フジクラ 14円高の567円 GS証券の投資判断が、強い買いとの事で、一時は582円まで。ただ、目標株価は890円→820円に下げており、結果的にロウソク足は、陰線に。
 11月5日に2008年3月期通期の業績予想を下方修正したが、リポート中で「2008年度コンセンサス営業利益予想は微増益に収れんしつつあり、フレキシブルプリント配線基板の損益改善など、電子部品業界などで起きうる四半期業績の急速な改善(30億―40億円レベル)が十分に理解されていないと考えられる」と上ブレを見ている。

商船三井 25円安の1472円 日経新聞で、大手海運3社が来年以降に世界最大級の鉄鉱石輸送船を導入し、燃料高に対抗すると報ぜられ、期待していたが、弱い動き。
 市場では、「各社の船体整備計画に織り込み済みで目新しい材料ではない」と覚めた見方をし、さらに、ファンドの解約売りがまだ続いているのではとの声も。
by mytam | 2007-12-06 07:53
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