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SQ値より0.9円↑。
これで、来週より強気相場と思う人は、少ないでしょうね。^^;
(12月限SQ値、15513.61円で、終値は15514.51円で、差は、0.9円)
ただ、株で利益を上げるのは、少数派が多数派に変わった時点、逆に、強気相場への期待は、まだ多いので難しいかもしれませんが。
 思惑的には、米国の証券会社、思ったより業績は悪化してないようで、結果的に、年末に日経平均が16500円との見方もあるようで、強気のアナリストも多い。
 ただ、日経平均の週足、13週移動平均線に頭を抑えられた陰線包み、テクニカル的には、かなり厳しい。
 また、相場の機敏株、野村・HDが、45円安の1874円と弱い、当面は、^^;。(野村は、ボックス相場のようで、1750円を割ったら買いで、2千円を越したら売りで、取れましたね。さて、次回は??)

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:53%(前日比+6%)(12月13日)
新規買い指数** :32%(前日比+3%)
ハンセンCALL、日経CALL、三菱UFJ PUTの短期売買活発。

フィスコの村瀬氏は、相当弱気に傾いているが押し目買いスタンスを継続

 日銀短観12月調査では大企業製造業DIは+19と、市場予想+21を下回ったことが警戒されるも、12月限先物オプションSQ通過によるアク抜け感もあり、寄り付き後はリバウンドを窺う展開。
 しかし、後場に入るとムーディーズによるシティグループの格下げが伝わり、またカリフォルニア州職員退職年金基金が、米国株式の比率を引き下げるとの見方も出ており、不動産、銀行、保険など金融セクターが一段安。
 日経平均は先物市場での売り仕掛けの動きもあり、一時15433.77円。その後は25日線がサポートとし、ショートカバーの動き。
 
 米シティグループが傘下の特別運用会社を08年1月に連結対象に加えると発表。
 財務の透明性は評価されるも、減配・追加増資との声も聞かれる中、今晩のシティの株価動向が注目。

 結局下振れ懸念が強まったものの日経平均は予想範囲内での調整であった。
 ただ、金融セクターにほか、資源関連がベンチマークを大きく上回る下げとなっているため心理的には相当弱気に傾いていると考えられる。
 指数的にも調整一巡感が出ているところでもあり、金融、資源関連いずれかの反転が期待されるところであろう。総弱気というよりは、押し目買いスタンスを継続したい。
 
 朝の外資系証券の注文状況は、売り3170万株、買い2860万株、差し引き310万株の売り越し。

 寄り付き前の主な買越銘柄はソフトバンク91万株、アドテスト66万株、住友商67万株、武田49万株、日水44万株、ホンダ40万株、アサヒ37万株、住友電35万株、コマツと信越化がそれぞれ32万株、イオン28万株、ブリヂストン26万株、デンソー24万株、スズキ23万株、第一三共22万株、丸井G20万株、中外薬19万株、ソニー18万株、富士フイルム12万株、KDDI2680株。

 一方、売りで目立つのは三菱UFJ262万株、日産自24万株、キヤノン23万株、セブン&アイ13万株、NTTドコモ6310株、ヤフー1680株

 後場寄り付き前の注文で主な買越銘柄は、ヤフー540株、みずほFG170株、JR東日本160株。

 一方、売り越しでは、三菱UFJ52万株、NTT440株、NTTドコモ190株

IHI 20円高の224円 アク抜け感で、大反発。
 航空エンジン部門など、ハイテク部門もあり、また、エネルギープラント事業の再生が今期中に出来れば、来期は黒字化との期待も。
 ただ、上場廃止懸念が完全に無くなったわけでは無いので、上値は重いと見る向きも多いし、機関投資家、嫌気売りで、中期的に売り長になっている。

新日鐵 20円安の628円 日銀短観で、鉄鋼の業況判断は前回より5ポイント低下し29に。更に3ヶ月先までの見通しは15となっており、見通しは暗いとの事で、大幅安。
 問題は、原材料の高騰を製品単価に上乗せできるかで、難しいと見る向きの多い。
また、世界経済の今後が懸念され、景気敏感銘柄と言える鉄鋼株は買いにくい状況との見方も。

トッキ 103円高の614円 短期筋が集まり、キヤノンによる浮動株減少を狙い、仕掛け買いを行ったため、一時ST高との見方も。
 ただ、業績は、キャノン傘下になっても、急に上向くと見る向けは少なく、思惑のみ先に走っている。
by mytam | 2007-12-15 21:11
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