嫌な感じのチャート、更に、米国の雇用統計発表と利上げ噂のECB理事会が、7月3日にあり、目先の悪材出尽くし感での、リバンドがあるか?無いか?焦点ですね。
FOMC会合後、GS証券&リーマン・B証券の売り煽りで、NYダウは節目割れ、日経平均が相対的に底堅く動いているのは、為替が円安な点と、インフレ「許容度」が高いとして、日本への「避難」推奨で、外資が大きく売り越して無い点。 野村證券も日本株推奨キヤラバンを行っている最中なので、多少の期待感はありますが、NYダウの底割れ時に、明日のMSCIで、どれだけ動くか?ですね。 また、先週末、大和・野村の合計で約1000億円の投信買いが有ったとのこと、これが、陰線に。 テクニカル的に順張りは↓方向、ポジションを長く維持するのは売り玉方ですから、探しますと殆どですね。^^; 綺麗なシグナルを出しているのは、 シャープ 木曜日の陰線包みから、窓を空け陰線下落、貸借倍率が8倍 任天堂 角が立ち、宵の明星。MACDも逆行現象で売りの形。 オルガノ アイランド形成で、売るなら今との形。仕手株なので注意も必要。 TDK ドル箱の小型セラミックコンデンサの下落で軟調で、ボックス圏の下押し。 ロイターでの見通しは、予想レンジは、1万3200円─1万3800円と。 米景気や米金融機関動向、原油価格など不透明要因が多く、様子見ムードから買いが見送られる展開が、また、海外勢の買い越しが続くかどうかも注目。 下値不安の強まった米国株をにらみながら、日経平均は下値模索に。 ただ、市場では、3日には欧州中銀が理事会で0.25%の利上げを決定すると予想され、その後もどんどん利上げが続くことはない。ドルは7月のECB利上げを織り込めば下げ渋るとの見方も。 大和総研の成瀬氏が数値を出していますので 米ダウは3月安値を割り込んで底割れの状態。 米金融株に対するアナリストの評価の引き下げが続き、価格に構わず売りを出すパニック売りになっている。 ただ、株価は行き過ぎている面もあり、7月に米金融機関の決算が出ればいったんは悪材料出尽くしになるだろう。 米ダウの下値は1万0500ドルとみているが、今回、決算発表まで株価が持つようなら下値をつけるのはもう少し先になりそうだ。 3月の株価下落局面と違うのは金融システムへの不安はないということで、景気低迷を背景にした通常の不良債権問題が重しになってきている。 金融株はこれまで配当利回りの高さが下値を支えてきたが、アナリストが減配予想を出すとこの支えが失われ、下げ幅が広がる。 原油が再び騰勢を強めてきたことも気がかりで、注目していた中国の石油製品の値上げをこなして原油が上がったことで、市場はあの程度の価格引き上げでは需要の大幅減にはつながらないとの結論を出してしまったようだ。 景気低迷と原油高でドルには下押し圧力がかかり続けるだろう。 これを米当局が口先介入で下支える構図が続きそうだ。と。 表現が良くないですが、明日のMSCIで、判断すべきかも知れませんね。
by mytam
| 2008-06-29 20:46
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