人気ブログランキング |
地政学リスクね。
日経平均、サミットが日本で開催されているにも拘らず、イランのミサイル試射報道で、揺さぶられ、19円高の13052円と小幅なリバンド。
 NYダウが、久々に反発し152ドル高の11384ドルと陽線包み、その影響でCME日経225が、SQの分岐点の13320円とかなり強めで東京市場へ。
 前場は、日経平均もSQの分岐点13250円前後で揉み合っていたが、下げ要因の報道があれば、なだれ現象が発生し、13000円へと思惑道理の動き。
 ただ、仕掛けは、後場から始まっており、テクニカルが先で、後からニュースと後付け、更に、有事に強いドルが売られると分けの判らない動きも。
 実際の所、イランのミサイルの試射は、衛星で事前にチェックでき、さほど問題はなく、また、EU市場も為替も元に戻っており、影響を受けたのは、日本と韓国・台湾市場。
 ただ、NYダウ、また、崩れていますね。^^;
 トリシェ欧州中央銀行総裁の物価動向に関する発言を受け、ECBが追加利上げする可能性が浮かび、ドル安・ユーロ高の思惑が。
 また、金融不安で、メリルリンチが、今後も評価損を計上し業績が悪化するとして、投資判断の引き下げが、行われると報じられて。
 今のCMEが13125円なので、SQまでは、13000円のラインを守ると思うが、その後は、崩れる感じ。

イオン 決算後下落し、イオン売り・7&I買いの裁定取引が、行われている感じも。また、各社の投資判断も、一斉に引き下げられている。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:61%(前日比+1%)7月8日
新規買い指数** :37%(前日比+2%)
日経CALLの押し目買い、WTI原油先物リンク債PUTの利食い売り目立つ。

 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り2260万株、買い1240万株、差し引き1020万株の売り越しとの観測

 投資意欲後退が懸念される   by フィスコの村瀬氏

 日経平均は後場に入り上げ幅を縮め、19.03円高の13052.13円と小反発。
 朝方こそ、8日のNY市場がFRB議長発言や原油相場の下落などが好感されて金融株主導で上昇し、シカゴ先物は13300円レベルで推移していたこともあり、これにサヤ寄せする格好からリバウンドの動きをみせた。
 また、寄り付き前に発表された5月の機械受注が市場予想を上回ったことやバスケット買い観測なども押し目買い意欲につながっていた。
 その後は上値抵抗線に変わってしまった一目均衡表の雲下限が位置する13300円レベルでの上値の重さが意識されるものの下値も堅く、狭いレンジ取引が続いていた。
 
 しかし、後場半ば辺りに、イランが新型の中距離ミサイル9発を試射したと伝わると、地政学リスクの高まりからここ最近調整に入りつつあった原油相場への警戒感が強まり、先物主導で急速に上げ幅を縮めてしまっている。
 ショートカバーとみられる流れからメガバンク、不動産などはプラスを維持していたが、材料株などにはポジションをクローズする流れが強まっており、規模別指数では中型・小型株指数が下げに転じてしまっている。

 日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せしたとしても、一目均衡表の雲下限レベルでの攻防となるとは想定されてはいたが、地政学リスクの高まりの影響であるとしても、形状としては雲下限が抵抗線に変わってしまっている状況である。
 材料株にしても三晃金の荒い動きをみると、短期値幅取狙いの資金が中心と割り切ったとしても、参加しづらくなってきており、地合いも悪化してきている感はある。 テクニカル面と、材料株の参加しづらさから、市場参加者の投資意欲後退が懸念されると。
by mytam | 2008-07-10 07:33
<< SQパワーの炸裂。 SQの前哨戦? >>