日経平均、予想外の強さで、NYダウが237ドルも反落したにも関わらず、切り替えし15円高の13067円と小幅上昇。ただ、ロウソク足は、陽線ですが上ヒゲが5日移動平均線に押さえた悪い形で、明日のSQ後が、不安視。
まー、悪いながら個別株では、リバンド局面のものもあり、多少はとの期待は残り、ロウソク足の陽線包みが、新日鐵、本田技研、三菱UFJ、三井住友・F,あおぞら銀行、三菱地所などと、反転の兆しも。 狙うなら、逆張りその物の、金融・不動産で、MACDが陽転している、オリックス、大京が面白い。 特に、アーバンは、BNPバリバ銀行にCB発行の件で弄ばれて、乱高下、かなり激しい空中戦が続くと思う。 市場では、予想外に堅調な動きに対し、「1万3000円付近が堅くなってきているのはオプションSQ前の思惑的な動きだけではなく、大台割れで年金など国内機関投資家が買いを入れている可能性がある」との見方も。 明日のSQ後、80%以上13000円を割ると思うが、割れたら、先物でヘッジ売りを、逆に、リバンド継続なら、買い玉を増やすべきか、個別株の新日鐵、オリックス、三菱UFJを狙うべきか、迷うとこ。 (NYダウ、オープニングはプラス、ただ、弱いですね) eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:59%(前日比-2%) 新規買い指数** :32%(前日比-5%) 日経が上昇した局面での日経CALLの利食い売り多い。WTI原油先物リンク債CALLは買い目立つ。 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り2140万株、買い1700万株、差し引き440万株の売り越しとの観測。 超短期筋以外は見送り姿勢を強める状況 フィスコの村瀬氏は 日経平均は小幅続伸し、15.08円高の13067.21円。 根強い米信用不安などが嫌気される格好から13000円を割り込んでのスタートとなった日経平均は、売り一巡後にはじりじりと下げ幅を縮めており、先物市場での大口買いをきっかけに前場半ばにはプラスに転じる場面をみせた。 後場に入ると不動産や銀行などが強い動きをみせ、225先物も前日のイブニング終値の水準までの回復をみせている。 しかし、明日のオプションSQを前に更に上値を追う流れにもならず、結局は前日終値水準での膠着感の強い相場展開であった。 不動産などは不透明感の強まっていた新興不動産株がリバウンドを強めたことで見直しの流れが強まった面もあろうが、流れとしてはショートカバーといったところであろう。 材料株などは一段と値動きの荒さが目立ってきていることもあり、地合いは良くない。 日経平均は13000円レベルでの底堅さは意識されてはいるが、連日20円弱の上昇であり、12営業日続落後、1日おいて300円超の下げをみせた後の反発としては先行き不安感が払拭できない上昇である。 セクターをみても金融など売り込まれていた銘柄のリバウンドにとどまっている状況であり、米信用不安が一段と強まるようならばあっさりと上昇分を打ち消してしまうリスクはあろう。 そのため、しばらくは値動きの良い材料株などでの値幅取となろうが、その材料株も相当値動きが荒くなってきており、瞬間的な売買を主とする参加者以外は見送り姿勢を強める状況となろうと
by mytam
| 2008-07-11 07:12
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