NYダウは割と堅調でしたが、日経平均、132円安の12557円と陰線はらみ線を下押し、ロウソク足からは、下値探しに。
東証一部の売買代金は、22505.29億円と増加傾向での反落は、ファンドのリバランスと思われ、米国リーマン・ブラザーズ証券傘下の商品先物取引のヘッジファンドが破綻、来週に迫るリーマン・Bの決算に重い影を落とし、また、その警戒売りが出されている。 前回、日経平均が底割れしたときも、フランス系の銀行の破綻との思惑で、ヘッジファンドが、ロングリミットを叩くため、ショート戦略で、暴落している。 今回、12500円の壁を守れれば、13500円程度までのリバはあると思いますが、ズルズルと行くとね。 対策は、まず、政治の安定で、与謝野氏が、政権を取れば流れも変わると思うが、麻生さんじゃね、公明党を抑えれなく、赤字国債の連発が想定され、最終的には、外人の嫌気で、底割れの可能性が強い。 先物・個別株の売買出来ず。 三井物産を三空狙いで考えましたが、この下げの5波動めを終わってからと、警戒し、中止。 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:74%(前日比-6%)9月3日 新規買い指数** :19%(前日比+3%) NYダウPUTの利食い売り目立つ。日経、日本板硝子eワラントの短期売買活発。 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り3560万株、買い2970万株、差し引き590万株の売り越しとの観測。 リバランスによるハ行色の強い相場、MBOが増えそう by 村瀬氏 日経平均は安値レベルでのこう着が続いており、131.93円安の12557.66円で取引を終えている。 ヘッジファンドのクローズに伴うリバランスとみられる流れが続いており、エネルギー関連などが弱い動きをみせる半面、ゴム製品、食品、自動車、保険などには買戻しとみられる買いが入っているようである。 また、債券先物では大口売りにより急落をみせるなど、ヘッジファンドやCTAのポジションのリバランスとみられる動きに翻弄されてしまっている。 米モノライン大手に対する警戒感が後退しているほか、三菱UFJによる米リーマン・ブラザーズへの出資検討との一部報道などから金融関連のリバウンドが期待されたが、来週にはリーマンの決算も控えていることや新興不動産などへの信用不安も燻っている状況であり、終日軟調な展開であった。 昨日、米資産運用のオスプレー・マネジメントによる「オスプレー・ファンド」の閉鎖が伝えられたが、商品相場の下落を背景に、同様のファンドの閉鎖が続く可能性が強まるとみる向きが増えてきているようだ。 ここ数年資源関連へファンドの資金が集中していたが、景気鈍化から資源需要減少懸念が強まる中、投資家の早期の資金引き揚げなども警戒されている。 債券の前場半ばの急落に対し、株式の反応は前引けにかけてと反応がずれていたが、時間をずらしてのクローズとの見方もされている。 さらに、国内ファンドに対してもクローズを警戒する声が聞かれ始めており、ファンド保有や5%ルール報告などで保有比率が下がるような銘柄にはショートを仕掛けてくる動きが強まる可能性がありそうだ。 相場こう着のなかで少しずつクローズしていけば分からないと考えられるが、とにかくクローズしたいとみられる動きにも感じられるため、リバランスによるハ行色の強い相場展開が続きそうである。 ファンドのクローズ加速によってバリュエーション無視で売られる半面、割安を手掛りにした物色はみられず、株価の下落によって経営不安につながってしまっている状況でもあり、企業としてはMBO(経営者参加の買収)などの動きも強まってきそうである。
by mytam
| 2008-09-05 07:53
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