2006年 11月 18日 ( 1 )
弱気感漂う、日経平均。
日経平均、3日連続の陰線下落で、72円安の16091円。昨日の日銀金融政策決定会合後の福井総裁の利上げに対するコメントで、予断を持たず判断との文言。
 時期の目途が不明と言うことが、浮かび上り、株式市場は利上げを織り込む思惑で下落し、為替は、利上げ先送りとの思惑で、円が売られている。
 株式市場は、日経平均12月切りの裁定買い残高が多く、それに、利上げ懸念が重なり、トレンドして下向きになっている。
 テクニカル面からは、期待していた一目均衡表は、雲の中に入り、黒3兵、不味い形になっている。(パラボリックのみ、上昇トレンド)

eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:41%(前日比-6%)11月16日
新規買い指数** :43%(前日比-2%)
いすゞコール、任天堂コール、ヤフープットの売買活発。夜間は原油相場の下落で原油(WTI)コールの買い増える。
(思惑と裏腹な結果です、NY市場が株高なので、レシオ値が下がっていると思う)

フィスコの村瀬氏はハイテク物色継続も先物需給には警戒と弱気。

 日経平均は3日続落。TOPIXの逆ザヤ状態で、裁定解消売りを警戒し先物市場での大口売りが目立ち、これがインデックス売りにつながる場面が多くみられている
 テクニカルでは日経平均は均衡表の雲上限レベルで推移しており、これだけをみれば弱気に転じると言うよりは押し目買いスタンスを継続したいところ。また、米国株式市場の強い動きも支援材料となる。
 一方、TOPIXは雲下限を割り込んで、下振れ懸念が燻る状況である。
 週末の動きなどは、ハイテク株を集中的に買っている動き、次世代ゲーム機が揃う中での米クリスマス商戦への期待や、年明けの米マイクロソフトの新OS「ビスタ」発売を控えていることも、ハイテクセクターへ向かいやすいとみられる。
 日経平均は強含んでいたとしても、幅広い銘柄が値を下げる展開が続く可能性が考えられ、収益に結び付きづらいフラストレーションが高まる相場が続きそうである。 先物建て玉が高水準であるが、裁定に絡んだ部分については、マーケットインパクトはニュートラルである。しかし、先物の売りに向かう形で買っている向きもあり、50万枚超の積み上がりは12月SQに向けてのリスク要因として意識する必要はある。
 TOPIXの弱い動きが続いている状況下では、日経平均の強さに惑わされないことが重要であろう。
(来週には、高株価のハイテク銘柄中心に日経平均は反発すると見てますが)

朝の外資系証券の注文状況は、売り4090万株、買い3750万株、340万株の売り越し。

前場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄はいすゞ121万株、野村42万株、双日25万株、NIS23万株、新日鉄20万株、SBI5930株、ヤフー1380株、みずほFG670株。
 一方、買い越しではメルシャン6003万株、みずほ信14万株、NTTドコモ1220株、三菱UFJ240株、オリックス180株、NTT120株

後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はメルシャン7527万株、NIS20万株。
 一方、売り越しは若築建221万株、SBI1210株、ヤフー560株、日本駐車場440株、インボイス180株

楽天 2600円安の45300円 7―9月期業績で連結経常損益が21億9800万円の赤字と、四半期ベースで初の経常赤字となったことが嫌気され、売られている。
 M・S証券の、根間アナリストは「7―9月期の不振は既に説明されていたことから織り込み済み。信販や証券、EC事業の成長鈍化などリスクは残るが、目先はここからさらに下値を模索する可能性は小さい」と指摘。目標株価を5万3000円で据え置いている。

ブリヂストン 35円高の2515円 業種別東証株価指数で「ゴム製品」は値上がり率の上位。米原油先物相場が下落したことを受け、原材料調達価格の低下の思惑で買われている。
 市場では「株価水準をさらに切り上げるには、原材料調達コストの抑制に加え、低迷する北米でのタイヤ需要の回復が必要」と言われている。

SBI・HD 2600円安の8473円 底割れ状態、パラボリックの加速因数は0.18、来週には転換があると思われる。
 フィスコでは、7月以降の下値支持線を前日に割り込み、処分売りの動きが本日は加速化している格好。業界環境の厳しさを警戒する動きが続いているほか、直近では、MSCIでの浮動株比率低下による売り需要を懸念視する動きとしている。
 
ヤフー 1500円安の40200円 フィスコでは、陰線出現が続いて、売り勢力の継続が確認されている。直近11/8の安値を割込んできており、節目の4万円を割込むと、視野に入ってきた分割後の安値を試す展開が見込まれる。

任天堂 26000円 変わらず。信用倍率が急に悪化。ロウソク足は、両足の陽線ですが、5日線を割っている。
WII販売開始で、どうなるかですね?
 
ソニーは、松下と共に好調。一時140円高になったが、地合の悪さで、60円高の4770円。全米で「PS3」の発売が開始され、NYのマンハッタンのソニー直営店に千人を超える人が並んでいるのが報道され、強い動きとなっている。

オプト 4万円のST安、21万4000円。06年12月期の連結経常利益を従来予想の11.6億円→5.5億円(前期は7.9億円)に大幅下方修正。これを嫌気で、売られている。
インターネット広告事業で一部業種の広告手控えがあったことが響くほか、その他の事業の不振も圧迫要因となったが、ヤフーの中間決算発表時に、ネット広告の頭打感は,出ていたと思われる。減益予想を早期に提示すれば、ST安にならないと思う。
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by mytam | 2006-11-18 00:26