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2007年 11月 30日 ( 1 )
揺れ動く思惑。
10月の米国経済指標が、中古住宅販売件数や耐久財受注額が悪く、景気の減速感が鮮明になったため、FRBにより金融緩和策(FF金利利下げ)の思惑が浮上し、FRBのコーン副議長の不透明感の強い局面では金融政策は柔軟で実務的であるとの文言に飛びつき、金融株中心にショートカバーが入り、NYダウが、300ドル以上の上昇となっている。
 ただ、中古住宅販売件数の低迷=サブプライムローン債権の不良資産化なので、兎も角、FRBの利下げしか現状の打開策はないとの事を堅調に示している。
 もしかしたら、NYダウ、14200ドル~12700ドルのFRBの金融政策を睨んだボックス相場かも知れません。
 日経平均、NYダウに連動し、360円高の15523円と反発、ロウソク足は、窓を空けた陽線、ただ、RSI値が51%と中立で、シラケタ感じ。
 その上値の重さは、抵抗線が多く、まず、11限月のSQ値15684円があり、次に25日移動平均線15744円とテクニカル的に、モグラ叩きが出来る節目が多い。
 また、今日の反発も先物によるショートカバーとの見方が多く、実需の買いは少なく、売買代金2兆5871億円と力不足。
 ただ、今日の上げで、個別株のMACDが、陽転するものも多く、テクニカル的には買い転換が目だってきている。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:73%(前日比-7%)11月28日
新規買い指数** :19%(前日比+3%)
日中はハンセンCALLの買い、ICICI銀行(ADR)CALLの売り多い。夜間に米国株が上昇すると任天堂CALLの利食い売り目立つ。
 
フィスコの村瀬氏は、需給悪通過が勝る展開へ

 米国株市場の大幅上昇、為替市場の円高一服などが支援材料となり、朝方からコア30銘柄を中心に買いが入り、終値ベースで日経平均株価は13営業日ぶりに15500円を回復。TOPIXも1500Pの大台を回復するなど、それぞれ心理的な節目をクリア。

 米国の利下げ観測や、資源国を中心とした政府系ファンドによる資金流入期待が相場を押し上げた。総悲観的なムードからは脱却したが、日経平均株価は目先の節目である11月15日の戻り高値(15587円)、9月11日安値(15610円)を上回ることはできなかった。
 足元は「閑散に売りなし」の状況にあるとみてよさそうだ。

 9月以降の価格帯レシオでは、15200円レベルでのボリュームが突出している。直近では上値抵抗線として機能した水準だが、下値を叩きづらいムードとなったことで、今後は下値支持線として機能することが期待される。

 サブプライム問題による景況感悪化の懸念は払拭されておらず、警戒感は依然として残ろう。しかし、当面の悪材料をほぼ織り込み、依然としてファンダメンタルズ、テクニカルの両面で割安感が指摘できる水準にもあり、しばらくは需給悪通過を背景に戻りを試す展開が見込まれると。

 朝の外資系証券の注文状況は、売り3370万株、買い3800万株、差し引き430万株の買い越し

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は三菱UFJ140万株、ホンダ49万株、トヨタ43万株、双日32万株、三菱商28万株、野村23万株、インボイス3万790株、NTTドコモ4460株、SBI3860株、ヤフー3280株、みずほFG3230株、りそなHD1850株など。

 一方で主な売越銘柄は東芝65万株、アステラス14万株、武田11万株、キヤノン10万株。

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄はダイエー74万株、インボイス3万3540株。

 一方、主な売越銘柄は三菱UFJ101万株、トヨタ26万株、日産自16万株、ホンダ13万株、キヤノン11万株、コマツ10万株、オリックス8400株、SBI2360株、ヤフー2300株、NTTドコモ1430株、みずほFG1160株、NTT1010株

富士通 56円高の787円 日経済新で「OKIのATM事業部と富士通子会社の富フロンテクが提携し、紙幣の出し入れや表示画面を制御するためのソフトウエアを共同開発する」と報じたため、ショートカバーが発生し、大幅高。
(更に、ショートが増えていますね。)
 また、市場では「OKIとの提携が連結業績に与えるインパクトはそう大きくないとみられるものの、業績面からみると大手電機メーカーの中で割安感が強い」との見方も。

任天堂 3100円高の65300円 家庭用ゲーム機「Wii」への光回線接続を推進するサービスで、NTT東日本、NTT西日本と協力すると発表。
 この材料に、国内外の機関投資家が飛びつき大幅高となっている。
 また、電通消費者研究センターが発表した2007年の話題・注目商品ランキングで、任天堂のゲーム機「ニンテンドーDS」が1位に。
「Wii」が2位となっており、新商品の話題を独占している。
 テクニカル的に、ロウソク足、75日移動平均線復活。ホントに強い。

インボイス 500円ST高の3790円 07年9月中間期決算で、連結営業損益が12.5億円の黒字で、ST高。
 懸念の日本テレコムインボイスが黒字化したことが大きく貢献し、通信料金一括請求サービスを手掛ける同社本体も好調だったため。
 ただ、通期の営業損益は従来予想の90億円の黒字を据え置いているため、通期計画未達懸念を抱く市場筋も多い。
by mytam | 2007-11-30 07:51